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共有する社会に必要な「ありがとう」の気持ち


この先、シェアリングが当たり前になる世の中になるとしても、そのモノに対する愛情というか、みんなで大切に使いましょう的な気持ちがとても重要になってくる気がします。技拓でも「家に愛着を持ってください」といつも語っているのですが、家に愛情をかけると本当に長持ちするし、ファザードをみても「この家ってすっごく愛されてるなー」というムードを感じることがよくあります。しかもスペック以外の付加価値が本当にあるから不思議です。家もそれぞれの住う人の育て方なんだなと思ってしまいます。
それと同じで、物は大切にしてあげることによって長持ちするだけでなく、存在としてとても価値のあるものへと変化していくと実感することがよくあります。
それって植物もそう。わたしは水やりの時によく声をかけます。
また、お榊を変えるときに「ありがとうございました」といってから、あたらしいお榊に交換します。
そうすると、本当に生き生きとした葉を成長させ続けてくれる。
家の中に、そう言った大切に思われているものが増えれば増えるほど、空間の輝きというか、居心地の良さが増す気がすると思うのです。
あと、別段ですが「部屋の乱れは心の乱れ」とよく思います。
心が乱れている時って、なぜか部屋が雑然とするから不思議ですね。
そういった自分自身の経験上、シェアリングが当たり前になる世の中になった場合に、自分のものではないから乱暴に使ってもいいという考えがある人と物を共有することは、不具合が多くなる気がしています。
モノになんて意識がないと思っている人が、多分多いと思うのですが、決してスピリチュアルなお話ではなくて、
日本人が昔から持っている「意識」だと思うので、大切にしていく良さだと思います。
カーシェアリングだけでなくどんどん他のシェアも進んでいくとしたら、この概念をきちんと一人一人が大切に意識していくことは当たり前にしておいた方がいいですよね。

#エッセイ #考え方 #note #日記 #つぶやき #大切なこと


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