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このofficial髭男dismって人達、どう思います?

おはようございます☆

iPhoneを車に繋ぐと毎回自動的に「あ行」の一番頭の曲が流れるので
その曲を嫌いになりかけてるシンガーソングライターの結木です。


さて、今日は今や有名になりましたね☆
official髭男dismについて、恐れ多いながらお話したいと思います:;(∩´﹏`∩);:

ってのはね、昨日SNSで友達が「髭男のPretenderがある曲のパクりに聴こえて良さが全然わからん」って発信してたんで、
髭男の事を日本中が大好きと思ってた僕としては衝撃が走りました。
(冷静に考えたらそりゃ好きな人もいれば嫌いな人もいるわなw)

その「ある曲」(ここではなんとなく名前を伏せときます。なんとなく)ってのはめちゃくちゃ音楽史の名曲で今は亡き超偉人の曲なので
僕はすぐに「ってことは凄いじゃん☆」ってコメントしましたが(笑)
(僕も「スティービーワンダーみたいー」って言われてみたいw)

そんなこんなで他コメント見てたら色々あって、皆ヒゲダンに興味あるんだなぁと思ってしまったんですが、
「彼らにはロック感を感じない」とか
「昔はこんなバンドがゴロゴロいたけど、最近いないから目立ってるだけ」とか
「商業的ね音楽だよね」とか。
高評価の方でしたら
「昔の王道が詰め込まれてて新しいのに懐かしい」
「バンドでコピーしましたー」とか
「音楽は模倣の連鎖なので、彼らは上手く取り入れている」
とか。

まぁ結論バッシングがあったり好きがあったりで、ほんとに様々な人から気に入られてるんだなぁと感じた。
だって失礼やけど仮に他のバンドでここまで議論になるかというと、あんまり議論になるバンドは思いつかない。
「え、聴いたことないわ」で終わりそうなものだけど、髭男に関しては「皆聴いてるんだなぁ」って思た。

ほんで、僕なりの解釈の話しますね(^-^)

僕は髭男のライブを見たその直後からずっと言うてるんですが
髭男にサザンオールスターズを感じます。

僕もあんまり世間の評判に流されて音楽を聴く方じゃなくて、しっかりと自分の直感で聴くことを大事にしてます。
そんななか髭男の音楽はPretenderとかよりもっと前、ノーダウトが出た直後ぐらいかな??Youtubeでめっちゃ聴いてて。
その時の正直な僕の評価は「声高い人」でしたw
高いボーカルラインを頑張ってるなぁって感じてて、
曲に関してはこういう曲調の音楽をしてるミュージシャンは結構いてて、ピアノ弾き語りをされてる方に多いイメージ。
そんでもってボーカルさんって結構「声高くてなんぼ文化」があって、「こんな高い歌歌えるんだー」って感で曲を作ってる人も多いと思ってて。
かくなる僕もそうだけどw
だから「音域高い曲作って頑張って歌ってる人」だったんですね。

でもずっと聴いてた。
なんとなくです。
なんとなく他の人よりも惹かれるものを感じてた。
ちょこちょこ「あ、ここでこのメロディいれるんやー」とか「コードそう行くんや!」みたいな驚きがあって、でもあとあと勉強するとホント70年代80年代のブラックミュージックの王道の進行だったりして、めっちゃ勉強になった部分も多くて純粋に面白かったw
でも知ってても自分の中に取り込んで噛み砕いて「自分の物」としてる感は凄く感じてて、なんとなく真似でやっちゃってる人は多いんですけど、「これが王道だから!(王道らしいから)」って。
でもしっかりそれを消化して自分の筋肉としてる感は髭男にはすごく感じてたんですね。だから結構尊敬してたw
勉強して知識を入れたとしても僕は出来ないもんw

そして歌もここ最近メキメキさらに上手くなってる気がしてて、
昔は少し「頑張ってる感」を感じてました。
本当に自分の能力のギリギリ、もしくはそれを少し超えるぐらいの所に「挑んでる」感じ。
でも今はそんな頑張ってた昔の曲もさらっと歌わはるし、のどを絞めずにあそこまで高い声を自然と歌うのはマジで凄いと思う。
よくよく聴いてみると結構「太い」でしょ?
ミスチルの桜井さんは「絞める」方だから声が「硬く」なりがちなんですけど、髭男藤原さんの歌声は高くなっても「太い」「柔らかい」。
こんなボーカリストなかなかいないと思うし、
でもきっと「生まれ持った物」じゃないと思ってて、僕が聴きだしてから今までの成長具合を見てても感じるように「しっかり努力してる」んだと感じるんです。思いっきり誰よりも練習して鍛えて、真っ直ぐ「歌声」に向き合ってる姿が容易に想像できる。
僕が活動休止して歌声を鍛えないと、って思ったのも実は髭男藤原さんの影響です。w
「藤原さんのような歌声になりたい」じゃなくて、プロでこんなに成長していく様を見せつけられたら僕の歌声にも希望が湧いてきたんです。
今までは「ある程度生まれ持った物だから仕方ない」と感じてた部分も、今目の前で聴いてる藤原さんの声が「努力の賜物」だとしたら圧倒的な「努力不足じゃん」って。「じゃあ本気で努力したらまだまだ上手くなる可能性は計り知れないのかも☆」ってw
でも半年、マジで真剣に「歌声」に向き合って取り組んでると上手くなりました!(笑)その歌声は4/26の僕の活動再開ライブに来て確認してください(笑)
詳細はこちら→https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/1201

そんで「サザンオールスターズを感じる」の説明が抜けてたね(笑)

これはライブを見た時に思ったんです。
見に行ったことあります??
今だからかもしれないけどスクリーンを使わずに演出もほぼほぼ無くて
スモークと照明ぐらい。
久々に見ました。「音楽で魅せるライブ」。
僕はライブは演出が全てだと少し思ってて、色んなアーティストのライブ行っても奇抜な演出とか映像効果とかを全面に出してきて、それと音楽でお客さんに感動を与えてると思ってたんですね。
でも髭男は大きなホールなのに音楽一本で勝負してた。
そんでその結果は、会場の一体感と満足度がハンパなかった!
これは「やっぱ音楽だけでライブは勝負した方が良いんだぜ!」って事じゃなくて、音楽だけでそこまで魅了する事ってなかなか難しいことなんですよ。
映画だってそうじゃないですか。
ずっと一点の定点カメラで、BGM無しのセリフと演技だけの映画ってエンタメとして成立します??w
極端に言うとそういう事w
ずっとお客さんはステージのメンバーを見てて、映像で異空間に飛ばされるわけでもないので、いわゆる「一点の定点カメラ」のような視点です。
そしてダンサーとかすごい世界観の舞台セットとかも無く(舞台セットは逆にダサかったw)、彼らから出る音楽だけで(生音以外の同期はたまに使ってるよ)エンタメを展開してるわけだから、上記のセリフと演技だけの映画と比較してもいいと思います。
だから「やっぱり余計な演出なんかいらないぜ!」「ライブは音楽だけでやってなんぼなんだぜ!」っていう思考にいくのはかなり浅はかで、
それに圧倒的な「お客さんの満足度」を付随させることが出来ればやっていいんじゃない?っていう話です。
つまりそれだけ超最強な事が目の前で起こってるんだぜ!っていう衝撃をしっかり感じてショックを受けないといけない。

そんでね、ライブ中に僕結構会場のお客さんを見るんですよ。
嫌でしょ?(笑)
でもふと「今お客さんどういう反応なのかな?」って気になって、いきなり左右を見回したり後ろを振り返ってみたりします。
そうすると必ず誰かは「え?後ろに何かあるの?」って釣られて後ろ振り返ったりします(笑) 超嫌な客でしょ?(≧▽≦)ww
で、そうして見回してると、お客さんめっちゃ体揺らしてるんです!
よく耳にするかもしれないけど「日本人の観客はおとなしい」って。
自分の大好きなバンドのライブだったとしても「体を気ままに揺らしてる」とか「好き勝手叫んでる」「思いっきり歌ってる」っていう人はあんまり見たことが無くて、
基本的に「周りに同調する」傾向にあります。手拍子とか手を上で振ったりとか、その他は結構直立不動だったり。(ちなみに僕は各々の楽しみ方が直立不動でも良いと思ってます)。
でも髭男のライブのお客さんを見回してみると、きっと普段そんな感じじゃなさそうな人も自発的に体が揺れてたんです。
そういう「音楽の力」がそこにはあった。

これが「サザンオールスターズ」でした!ようやくたどり着いた!!(笑)

サザンの音楽って嫌いな人はともかく、好きな僕たちって聞くと自然と体が揺れるんですよね(^-^)ライブを見ててもお客さんがおっちゃんでも子供でも大人しそうな女の子でもみんなユラユラ。
これが「凄い音楽」の神髄なんだろうなと思ってて、めっちゃノリノリのバンドがいてたとしても、お客さんにノリを「作らせてる」時点で少し違います。ノリが「生まれてる」のが凄いところ。

あと髭男で際立って凄いのはボーカル藤原さんです。
他のメンバーも愛されキャラですし、全員で衣装合わせたりしてるので「全員で髭男」感は出てますけど、それでもやっぱり際立つのは藤原さんの作曲の才能と演奏(歌)技術。
これもサザンでいう桑田さんですよね。
そして尖った感が無い所もサザン!
ミスチルであってもラッドであってもセカオワでも
やっぱりどこか尖ってて陰気な部分が垣間見えて危なっかしさが逆にセクシーだったりするんですが、
髭男には驚くほどそれが無い!
一度色んなアーティストを思い浮かべて下さい。
身近のインディーズアーティストでもいいし、大物でもいいし。
やっぱりどこか尖ってて、それか完全に造られたキャラだったりしません??
多分、僕はそれらが一切なく音楽をしてるのは
サザンオールスターズと髭男だと思ってます。
(言い過ぎかもしれないので叱ってください)

あとサザンにあって髭男に無いのは「エロさ」ですねw
エロささえ兼ね備えれば、髭男はもはやサザンです!笑
ま、それは冗談として…

一度ライブを見てほしいなぁ。

今日本で一番のバンド、そしてきっとこれから数十年愛され続けるバンドの「初期時代」がここで見れますよ☆

今日はアツくなりすぎて4000文字行きましたね(笑)
#どんだけ書くんんだ !w

今日は祝日☆
お休みの方もお仕事の方も
今日も素敵な一日をー(^^)/

シンガーソングライターの結木裕でした☆


~お知らせ~
2020.4.26(sun) 結木裕 素敵ライブ
「magic hour contrast~音と光のポロリズム~」
詳細はこちら
https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/1201

「mint」歌詞&コード表はこちら
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1hwMc-aA8lataFRS0ptN7XU7_VN9GXawQqqFMpNKwAgY/edit?usp=sharing

結木裕ホームページはこちら
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