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オンライン授業のメリット・デメリット5点

コロナ騒動の今、世界中の学校などでオンライン授業のシステムが導入されています。

日本でもオンライン授業を進めるべくClassiなどが一時期流行っていましたがオンライン授業は本当に便利なのでしょうか?

もちろん対面式の授業に勝る点もありますがデメリットもあります。

海外インター卒業、オンラインで大学の需要を受けている著者が自分で実際に感じたオンライン授業のメリット・デメリットを紹介します。

メリット



移動時間短縮


まず一番のメリットとして現在は感染拡大防止のために行っていますが、実際に校舎に行かなくていいので移動時間の短縮になります。

特に遠くの学校に行っている場合はその移動時間も結構貴重な時間。

著者の場合は毎日2時間近くの時間を登校に使っていたのでそれがなくなるだけでも一日がすごく伸びる。2時間を一週間で5日=10時間です。

1週間でほとんど半日分もの時間を生むことができました。


自分のペースで勉強


オンライン授業の一番のメリットとしては自分のペースで課題を進めることができます。

高学年はオンライン授業のクラスの回数が少なく、自分の学校では週に1度のみです。

もちろん課題に期日はありますがそれまでの間のペース配分は自分で自由に考えることができ、これは一番大きなメリット。


また自分のペースで勉強することで効率的に勉強ができていると著者は実感しています。自分でやりたい時間を決めたり午前中に作業時間を持ってくることで脳が一番冴えている時間に難しい課題などを行い、さらに時間効率化を図れています。


先生の負担軽減


オンライン授業にする事によって先生の負担も軽減されていると思います。一週間に一度のオンラインレッスンと日常ではメールでのやりとりなので先生ももちろん学校の校舎に行く必要はありません。


オンラインに慣れていない先生にとっては慣れるまでは大変ですがインターでは日常からオンラインを使っているのでそれほど問題なく切り替えることができました。


オンライン送信でラクラク


課題の提出などは全てオンライン上での送信となったので楽にシームレスに提出できます。

今までも課題はほとんどオンライン上でのやりとりだったので(無くしたりそういう事が無いように)著者の学校ではそこまで大きな変わりはありませんでした。

全てをオンラインプラットフォーム「Google Classroom」でやりとりしているので情報が透明化・課題も視覚的に捉えることができるので便利です。


授業を録画できる


もう一つメリットとして上げられるのは、「授業を録画できる」と言うことです。著者の学校では全てのオンライン授業を先生が録画する必要があり、(証拠のため)録画した授業を全ての生徒に送信します。そのため逃してしまった事などを見返すこともできます。


普通の授業では見返す事はもちろんできませんし、録画することも不可能に近いです。オンライン授業は簡単に録画ができ生徒の元に録画された授業の様子が送られてくるのでこれは生徒にとってもメリットです。

もちろん先生も同じことを2-3回言う必要もなく、ただ「逃したらあとで録画送るから」で済むので効率的だと思います。


デメリット

集中できない


まず最初のデメリットとして集中しにくい事が挙げられます。学校などの環境ではなく自分の部屋で行っていて周りには集中を散らしてしまう物が沢山あります。これは実際に著者の周りでも一番のデメリットだと言っている生徒を多数見かけています。


解決法としては集中できる環境を自分の部屋の中に作ったり、自分でスイッチを切り替えられるすれば集中できると思います。

自分は普段から自分の部屋での作業も結構多い方なので部屋の中でちゃんと気の散らない集中できる環境を作っていてできるだけ効率よく作業できる環境を作っています。例えば自分の視界に入る場所にはあまり物をおかず、(特にリラックス要素的な物はほとんど置いてません)パソコンを並べてその場所から最低1時間は動かずに作業を続けられるように必要な物のみすぐ手の届く場所に置いておきます。すると作業効率は確実に上がります。


行動的な授業はやりにくい


オンライン授業では置き換えることが難しい授業もあります。

例えば音楽や体育などの授業です。

著者の学校では音楽はバイオリンのクラスがあり、毎クラスバイオリンのチューニングを行ったりする必要があります。

まだ初心者の生徒も多いので各自行うことはとても困難。そこでビデオ通話を通じて行うのですがどうしてもズレが発生したり声の周波数とは違う楽器の周波数はパソコンについている純正マイク・スピーカーでは完璧に録ることはできません。


体育などの実際に体を動かす授業もオンライン授業では不可能があります。外出制限の中、できることは家の中での運動が精一杯。もちろん家の中での運動もたくさんありますがそれをビデオ通話で行うのは・・・
なので体育は課題を変えて行っています。

実際に体を動かすのではなく、それについての理論的な説明やストレスの発散法などを勉強していて、これは体育と言えるのか...


ネット環境


もう一つはネット環境に左右されるという点です。生徒もしくは先生のインターネット環境が悪い場合クラスは出来ません。著者も実際に先生がわのインターネットトラブルが原因で一度オンラインクラスに接続できなかった経験があります。


またこれは少ないですがインターネット環境が整っていない生徒の場合はオンライン授業を行うことはできません。(もしくはインターネットがすごく遅い地区に住んでいる場合)


クラスメイトでインターネットの電波が弱い田舎から接続している学生がいて、参加出来なかったり、途中で途切れてしまったりしていたのでネット環境はオンライン授業では最重要項目。


天候に左右される


これは上記のインターネット環境に関連する問題ですが、天候に左右されます。著者の住むマレーシアは落雷なども多く、インターネットが切れることも多々あります。また豪雨の場合はインターネットが遅くなったりする事もあります。


インターネットが遅くなったり切れてしまうともちろん授業を続けることは不可能です。オンライン授業の一番のデメリットはインターネット環境に依存しているという点でしょう。しかしこれはどうしようもありませんね。


セキュリティー問題

最後にセキュリティーの問題もあげられます。実際に有名アプリ「Zoom」がハッキングされる恐れがあると一時期話題になりました。オンライン授業ではそこまでの個人情報などは無いため問題はありませんがもし重要な会議などの場合はハッキングされてしまうと大問題。


ハッキングのされにくいアプリを使用したり、セキュリティーを強化する必要がありそうですね。


まとめて


コロナの影響により普及している「オンライン授業」のメリット・デメリットを5つづつ並べてみました。

時代は常に進歩していてオンラインで学校の授業ができる時代が来ていますがどれだけ時代が進化しても実際に会って行う授業には変えられない物もあります。
ちょうどいいバランスを見つけて行うことが一番重要です。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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