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根拠のない不安を根拠のない自信に。

どうも、不定期投稿者のウディです。
最近とある出来事があり、再度定期投稿に挑戦しようと思いました。
とある出来事についてもゆくゆく書いていけたらと思います。

8月頃、この文章を読み、居た堪れなくなったことを思い出した。
この日から2ヶ月ほどが経ち、今ではこの文章を読み、真逆の感情を抱くようになっている。

日経新聞購読者しか読めないと思うので、この文章の簡単なまとめると、
・便利な世の中になり、情報へのアクセスが容易になった一方で、最新情報をカバーするために現代人は忙しくなっている
・その結果、タイムパフォーマンス志向の消費が増加傾向(時間を節約できる行動や技術)

このような内容だ。
世界が便利になっている反面、むしろ人々の時間はどんどん失われている。
凄い矛盾があるなと感じる。
このように時間が奪われていくと、自分の人生について考える時間もなくなり、将来に対する漠然とした不安が増えているような気がする。

では、考える時間を作れば良いじゃないかという人もいると思うが、その前にそもそも自分の人生を考える上で自分が大切にしているスタンスを紹介したい。


皆さんはどのような時にとてつもない不安に駆られるだろうか。

過去に経験をしたことがないほど重要な商談前、
会社の業績が悪かった時、全国大会前夜、好きな人への告白前日、
自分が漫然と生きていることに気付いた時。

きっかけは些細なことでも、
なんとなく不安だな、なんとなく不透明だなという気持ちが重なり、
いつの間にか自分の心は蝕まれ、自信をなくしている。

自分の強く望むものであればあるほど、結果を気にしてしまう。

しかし、ここで冷静に考えてほしい。
これらの不安は何か確固たる根拠があってのものなのかどうか。
大抵のことはどうなるかわからないことが多く、そもそもそこに答えなんかない。

話は変わるが、私は沖縄が好きだ。
あのゆっくりした時間、温暖な気温、温厚な現地の方。
非日常空間がそこにはある。

思えば、私が沖縄を好きになったのは、高校時代の修学旅行がきっかけだ。
毎日のようにボールを追いかけ、部活に明け暮れていた一方で、受験に向けて周りが動き出し、漠然と焦燥感に駆られていた。
いくら時間があっても足りないと思っていた。

そのような環境から非日常空間を目の当たりにしたことで、
現地にホームステイをした1週間は自分の価値観を揺り動かした。

集合時間を過ぎても出発しない、思い立ったように釣りに行き、日が沈む前に家に帰る。しかも、魚は釣れない。
特に目標もなく、毎日を楽しく生きている。

自分がやりたいことをやりたい時にやるホームステイ先の方々を見て、最初は意味がわからないと思っていた。
何のために生きているのか気になった。

しかし、1週間が経つ頃には
自分は時計の針を全く気にしなくなっていた。
そして、意味がわかっていなかった行動の数々に関しても、
今の自分は誰のためでもない、自分のための時間を生きていると実感した。

島から帰る頃には一つの疑問が浮かんでいた。
なんでこの人達はこんなにも自分の時間を生きれているのだろう?
そう思っていた時にとある言葉を教えてもらい、合点がいった。

「沖縄には良い言葉がある。 
”なんくるないさ”
大丈夫。最後にはなんとかなるよ。そういう言葉だ。」

この人達が誰にも縛られない自分の時間を歩んでいけるのは、自分の人生はなんとかなるという根拠のない自信があるからこそなんだ。

先程の話に戻るが、
今の不安はどれもこれも未来に対する根拠のない不安であり、
明日の成功、失敗は明日になってみないとわからない。

しかし、最後には何とかなる、何とかできると思っていれば、そこには根拠のない不安ではなく、根拠のない自信が生まれてくる。

根拠のない自信から、チャレンジが生まれ、
多くのチャレンジが根拠のある自信を生む。
そして、いつしか自分の目指した世界に辿り着く。

沖縄の人の言葉を信じても良いだろうし、
過去の自分の成功体験を信じても良い。
根拠のない自信を持って、今日を生きていこう。


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起業家2年目
自分をこれまで育ててくれた人へ恩返しをしていきたいと思い、起業。
まだまだ若輩者ですが、ビジネスと本気で向き合い、必死で生きていく中で感じたことを言葉にできればと思っております。
言葉の成長と共に人間性の成長もできるよう、暖かく見守っていただければ幸いです。
”誇れる仲間とさらなる感動を”
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