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SNS発信と実店舗


奈良指圧 Instagram

SNSと指圧院

発信するということ

最近、SNSを整理しました。

もともとこういうことは音痴なのですが、いまどきの鍼灸院や指圧院はSNSの発信が大事だということで、FacebookやInstagramを思いついてはやめ、路線を変えてはやめ…で、アカウントをいくつも持って、それぞれの個性を持たせて発信する試みの残骸がいくつもあったのです。

ホームページを3つ、それぞれのブログ、Facebookのアカウントが4種、Instagramのアカウントが5種ありました(笑)

そのときどきで、鍼灸院の集客のために・・とか、少し患者さんが増えてくると、その方々に養生のしかたやコツなどをお伝えしたい・・

少し年を重ねると、今鍼灸師を目指している方の参考になるような症例を挙げておきたい・・

そして、自身の興味が鍼灸から指圧にうつると、指圧について書きたい・・

こころとからだを理解するための書籍案内がしたい・・

という具合に、どんどん増えてきてしまいました。

そして、SNSの教科書みたいな本に、SNSの発信は世界観が大事で、ごちゃ混ぜにすることは好ましくない・・みたいなことが書いてあったので、素直に分野がずれるごとに、アカウントをわけていたのです。

書きたいことには事欠かないものの、元来モノグサなわたしのこと、あっちをやりだしては放り出し、こっちをやり出しては放り出し・・の残骸だらけになっていました。

気がつけば、続いているのはこのnoteだけです。

noteはどうして続いているのか


奈良指圧 Instagram

これはもう文章が長くていいということに尽きます。

文章だけに力を費やせるということも。

たとえば、Instagramに投稿しようと思うと、綺麗な画像を用意しなければ・・と思います。

うえに挙げた画像なんて、Canvaで四苦八苦、何時間もかけてつくっていました。

自分が柴犬を飼っていて、わたし個人はInstagramの柴犬投稿ばかりを見ているので、それを養生のヒントに繋げられないかという安易な試みです(笑)

負け惜しみでいいますが、いろいろな意味でものすごく勉強になったので、やってみてよかったとは思います。

実際、犬と一緒に暮らしていると、本能や自然、動物としての共通点で考えさせられることは多くて、それを養生のヒントとすることは自分自身たくさんあります。

それを季節の養生と絡めて発信するということは、ネタにも困らないし、自分の犬なので、肖像権も問われないし、なかなかいいアイディアだったと自画自賛しておきます(笑)

ただもう、時間がかかり過ぎでした。

インフルエンサーと言われる方々の、軽やかなご投稿を観るにつけ、自分の労力と効果の比例しなさぶりに、がっくり・・な感じでした。

そして、文章がやたら長くなることも悩みでした。

簡潔にして要を得た文章というのが書けない。

あれもこれもと詰め込みたくなる。

Instagramに求められるものとは、自分の性質が合っていませんでした。

その点、noteは長くていい。

いや、決して読んでくださる方からしたら、長くてもいいわけではないと思うのですが、自己満足で書いている分には長くて途中で離脱されていても、気がつかない(笑)

そして、住人さんたちが文章の手練れが多く、長文を読むのを苦痛にされていないように思える。

自分が好きで読んでいるクリエイターさんたちも、ロングストローク、呼吸の長い文章が多いです。

InstagramやXもされていて、その個性に合わせた、緩急自在、自由闊達な発信をされている方々も多いのでしょうが、長いことを苦にされない方が多いイメージです。

そして、アメブロやはてなも使ってみたのですが、ページがシンプルで、広告がないことがこんなに目が楽なのか!と思うことも多いです。

特に、目に見えないもののを表現されるクリエイターさんが多く、こころのこと、魂のことを発信される方が多いアメブロを私は永らく愛読してきましたが、カラフルな視覚効果がだんだん目を疲れやすくして、読めなくなってきました。

眼が弱っているんでしょうね。

光の量が多い、明るい場所がしんどくなるのと同じく、にぎやかな動画や、つぎつぎと広告が立ち上がってくるページが本当に苦手になりました。

これからのSNS発信


奈良指圧 Instagram

noteは見よう見まねで、1年間毎週更新でなんとか続いています。

個人的なお繋がりもできて、そうか、SNSの醍醐味はこんなところにもあるのか!!と新鮮な驚きもありますし、一読者として、興味のあるクリエイターさんとたくさん出会えて、まだまだnoteの森には深く分け入りたい感じです。

そして、一方でよく思うのは、リアルの鍼灸院や治療院をされている方でも、実名を出される方って少ないんだなぁということ。

とても素敵なからだ観をお持ちで、このかたの施術を受けてみたいな・・と思っても、匿名であることがままあります。

もちろん、発信とビジネスは別・・という考え方もあるだろうし、人それぞれでいいのですが、私たちのような仕事は中身がわからないからこそ、SNSの発信で人となりを知り、気の合う方とはリアルでも繋がれるということが、とても貴重なことのように思います。

私自身の今後の課題としては、自己紹介やサイトマップをちゃんと掲げて、せっかく訪れて下さった方に、読んでいただきやすくすることです。

これって当たり前のようですが、自分の頭が整理されていないとできないことなので、noteの師匠と仰ぎ見る方々(がたくさんいる)の記事を拝読して、ぼちぼちでも手をつけようと思っています。

昔の蛍雪時代という受験雑誌の読者交流欄を思い出してみたり、新しいメディアなのに、どこか懐かしい感じがするnote.。

今、ここで出会えたことにとても感謝しています。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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