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みんなの声でつくろうプロジェクト第7弾キックオフ≪企画者インタビュー≫

会議室をこっそりのぞくと、レディース部門のスタッフが何か企画をしていました。
今回はどんなものを作っているのでしょうか。

会議室でデザインを検討している武藤さん(右)

中にいたのは、レディースのトップス全般、洋品類の商品企画を担当している武藤さん。

今日は、みんなの声でつくろうプロジェクト(※1)の第7弾のブラウスを企画しているそうです。

(※1)洋服の青山公式Instagramレディースアカウント(@aoyama_ladies)のLIVE配信の中で、フォロワーの方々にアンケートやヒアリングを実施し、リアルタイムで意見をいただきながら理想の仕事服を企画するプロジェクトです。

これまで、

などが商品化されました。

今回はどういったブラウスが誕生するのでしょうか?

noteでは、本プロジェクトのキックオフから、完成・発売までを記していきたいと思います。

お困り事をいただくことで私たちも学びになる

本企画を担当する武藤(ムトウ)

―武藤さんの仕事内容を教えてください。

武藤さん(以下、武藤):ソフトブラウスやカットソー、ニットなどのトップス全般。スカーフや、シューケアアイテム、名刺入れなどの小物系の商品企画を担当しています。すべて一人で行っているわけではなく、他のスタッフと一緒にお仕事をしています。

―「みんなの声でつくろうプロジェクト」では、これまでに3度もブラウスの企画に取り組まれていますよね。なぜ今回もブラウスを選んだのでしょうか?

武藤:これまでにもブラウスは取り組んできましたが、トレンドやニーズの変化があります。それに合わせて私たちもアップデートする必要があると思っています。ブラウスはスーツと比べて着用する機会が多く、なじみがあるため、理想の着こなしをイメージしやすいと考えています。オフィスウェアのカジュアル化が進んだとはいえ、お仕事でブラウスを着用する方は多いので、その分お困り事も多いアイテムだと思います。プライベートでも着用する方もいるので、あらゆるシチュエーションのお困り事をいただくことで私たちも学びになります。

―普段から着用するからこそ、様々な気づきが生まれますよね。今回のブラウスはどのようなデザインを予定していますか?

武藤:袖にボリュームがあるデザインの場合、ジャケットを着た際に「袖がもたつく」「入らない」という、着用時の袖の違和感について、ご相談やお悩みをいただくことがあります。なので、ジャケットを合わせることを前提に進行していきます。ジャケットのボタンを留めた際に、胸元から見えるブラウスのデザインや、袖丈はもちろん、屈んだ際に胸まわりが開きすぎていないかなど、これからもお客様の声を活かしたものづくりを意識していきたいですね。ここはスーツを作り続けてきた洋服の青山だからこそ、実現できるこだわりではないかと思います。明るいカラーがトレンドなのですが、カラーも含めて出来る限りお客様の理想に近づけられるように試行錯誤していきたいと思っています。

Instagramで多くの方からお悩みをいただきました

―過去の2WAYブラウスは嬉しいデザインでしたね。今回のデザインも2WAYですか?

武藤:2WAYって、お得で便利ですよね。ジブンイロブラウスは前後で着回し、取り外しブラウスは前のフリルを着脱させることで、印象を変えることができるので、大変好評をいただきました。コーディネートをより楽しんでいただけるように、今回も2WAY仕様で進行しています。

お困り事を解決できるよう、新しい工夫をしていきたい

いたただいたたくさんのご意見(一部抜粋)

―今回もたくさんのご意見をいただきましたね。お客様からのご意見の中で気になったことはありますか?

武藤:“透け”は以前より、お悩みでコメントを多くいただいていましたので、やはり気を付けなければならないと思いました。今回はサマーブラウスの企画なので、“汗染み”や、“におい”といったご意見もありましたね。いただいたお困り事を解決できるよう、新しい工夫をしていきたいなと考えています。安心してお仕事をしていただけるよう努めます。

―特に暑い日が続く時期は、気になってしまう問題ですね。反対に意外なご意見はありましたか?

武藤:他のスタッフとも話し、気になったことは“脇”についてでした。脇がのぞくことが気になる方がいらっしゃったようです。確かに、見えてしまったら恥ずかしいし、インナーの形によってはトップスから見えてしまうこともあります。ただ、脇を隠すと袖部は筒状になっていないとご要望にお応えするのは難しいです。他のご意見では、"二の腕部分はゆったりとしたデザイン"がポイントだったため、それを実現しようとするとジャケットとの着こなしが難しくなってしまいます。どの程度隠したいのか、どのようなクオリティを求められているのかが課題です。

仕事をする上で安心して着られること

―どの程度隠したいのかは、個人によってかなり変わってきそうですね。武藤さんが、ブラウス選びで気にしている点はありますか?

武藤:私は、"胸元の開き"を気にしますね。ピッタリとしたデザインよりゆったりめが好きなので、屈んだ際の胸元には注意しています。お辞儀をしたり、荷物を運んだり、少しの動作で胸元が開いてしまうのが気になるんですよね。どこかを気にして仕事をするのってストレスになると思うので、仕事をする上で安心して着られることを意識しながら商品企画に注力したいと思います。

―安心して仕事が出来ることで、仕事の効率や成果も変わってきそうですね。企画に携わるお客様に伝えたいことはありますか?

武藤:一般的に販売されているブラウスにも、使い勝手の良さや素敵なデザインなど、たくさんの魅力があると思うのですが、このプロジェクトはご意見を最大限反映できることが強みです。より多くのご意見を取り入れた一着を作りたいと考えています。皆様からのご意見お待ちしております!

気持ちの変化

武藤さんがインタビューの最後に、この企画がスタートする当初の気持ちについて語ってくれました。
お客様からのご意見をいただく前と後では、気持ちに変化があったようです。

当初は、企画に対する迷いや、どういったものが受け入れられるのかがわからず、手探りでサンプル作りや打ち合わせに臨んでいたそう。

お客様からのご意見をいただき、1回目のLIVE配信後には、悩みや不安がなくなったようです。
自分自身も楽しみたい気持ちと、一緒に作り上げることにとてもワクワクしているようでした。

企画に対する迷いやドキドキ感には、「LIVE配信が一番ドキドキするんです」と語ってくれました。

次回のLIVE配信が楽しみです。

LIVE配信の打ち合わせをしている様子

noteでは、今後も「みんなの声でつくろうプロジェクト」を引き続きお伝えしていきます。
みんなの声でつくろうプロジェクトに参加していただける機会はまだまだあります。

ぜひ洋服の青山公式Instagramレディースアカウント(@aoyama_ladies)をフォローして、プロジェクトの様子を覗いてみましょう。

前回のLIVE配信の様子はこちらをご覧ください。


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