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【エッセイ】ちょっと旅の続き(那覇)

今年最後の旅で沖縄を訪れている。

今年最初の旅も沖縄だった。

その時に那覇で体験したことを、URBAN RESEARCHさんのコラムの方で書かせて頂いたのですが、自分の中でもとっても気に入っています。特に女性からのファンレターをたくさん頂きました(笑)

沖縄の魔法って、そういうとこあるよな、って話です。もしよかったらお読み頂ければ幸いです。

今回はその続きというか、桜坂をまた訪れてみました。

昼間の桜坂。人気はまばら。夜の街を昼間歩くのって、夜の方が怖くなくて、昼の方が怖くて、不思議な感じ。

どこだったかな?あーこれこれ!と思って見つけた雑居ビルは、よく見ると違って、ようやく見つけた!

『おかしなビル』

やっぱりビル全体が閉鎖されていた。それでも寂しい感じは全然しなかった。あの時、ビルの最期に立ち会えたような気持ち。どこか、すがすがしい気持ち。

もしここが仮に”延命治療”され、また無理くりでも続けていたようなことがあれば、そのほうが”痛々しい”と感じたかもしれない。なくなるものは、なくなるときに、なくなるのがいい。

きっとここで働いていた人達や、ここに通っていた人達は、本人達が望みさえすれば、違う形で繋がり続けていると思う。

実際、僕もここに関われた人として、こうしてまたここに来ることができた。

冬の沖縄は人がいなくていい。

天気が良くなくても、そこに根付いている人は、ずっとそこにいてくれるから、それだけで最高。

クスっと笑えたら100円!(笑)そんなおみくじみたいな言霊を発信していけたらと思っています。サポートいつでもお待ちしております。