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俺は妖怪である。名をユーミンと言い、東京に住んでおりINFJに分類されるらしい。 好き…

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俺は妖怪である。名をユーミンと言い、東京に住んでおりINFJに分類されるらしい。 好きな言葉は、革命と決意。続けて好きな四時熟語は焼肉定食である。

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【小説】世直し一揆クリスマス

01.愚か者メロス 12/24 この日、恵比寿ガーデンプレイスには雪が降った。遠目から見た人々は時期柄浸る事も出来たことだが当事者達は災難でしかない。 実はこの雪、大勢の男達が降らしたのだ。否、彼らは犯人なのである。雪に見えたのは実は、マシュマロであり持参したそれを恋人達に投げては投げ更に投げた。まるでこれが本来の過ごし方の如く至極当然であり文化であるかのように 「ホワイトクリスマスだ!」と茶々を入れる阿呆も居た。他にも多数の罵詈雑言、非難轟々の嵐が局地で発生していたが私

    • 600ページ読むのに半年かかりました。

      自分が思うがままに文章にしているだけなので トイレの中で読んで欲しいと思っているのだが、あまり自虐が過ぎると 読んでいるあなたに申し訳ないので心からの感謝を伝えます。 数多くの興味惹かれるタイトルの中から僕を選んでくれてありがとう。 さてと、本題です。 600ページ程の小説を一日で読み終えてしまう人、一週間かかる人 ペースはそれぞれだと思います。Noteというコンテンツである以上 皆様はきっと本を読む速度は人並以上であると推測できます。 そんな中・・・ 僕は半年かかりまし

      • 日々006

        きっかけ 少し真面目なお話を Noteを始めたキッカケ、そもそも言葉や文字を好きになれたのか。 僕はお喋りクソ野郎とよく名乗ってます。道端で咲いてたタンポポですら人と共有したくて堪らない人種なのです。 友達とお話をする中で時折、こんなことを言われます。 「その言い回しすごく好き」 「言葉選びが好きだよ」 「マイナスじゃなくて優しい言葉や明るい言葉に言い換えるよね」 「えっ、お前ら俺のこと好きなん!?」 「もしかして今、告白された?」 真面目に話すと数行でこのざまです

        • 【小説】幸福なウエイター

          ・ エイブは小さなレストランのウエイターでした。仕事でもプライベートでも問題も起こさず真面目に働いていたため、オーナーに気に入られてお店で一番長く勤めていました。仕事終わりの男たちが集まるようなレストランでしたので、彼も無理にサービスをしなくて済むため長続きすることができたのだと思います。 私はその日、朝から晩までのシフトでしたが夜の営業時間以外は軽食と飲み物しか出さないこともあり客足は多くありません。いつも通り新聞を読んで時間を潰していたところにドアチャイムが鳴る音がし

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          誰かに話したい。センス・オブ・ワンダーという言葉

          小さい頃にイワシの群れが大きな魚影を成す姿を見れる水族館に行ったことがあります。 あの頃に見た衝撃や感動は何かに例えられるモノでは無く「綺麗だった。もう一度みたい」その気持ちで精一杯でした。 先日、同じ大水槽の前に立ちました。 イワシはなぜ大きな魚影と成すのか なぜみんな同じ方向を進むのか 今の私では知識が感動を邪魔するのです。 美しいモノを美しいと感じる感覚 それだけでいいと思うのです。 センス・オブ・ワンダーという言葉の意味は 「自然に触れて深く感動する力」 大人

          誰かに話したい。センス・オブ・ワンダーという言葉

          丸テーブル【ショートショート】

          丸テーブル購入を検討している。 あのカフェの窓際に置いてある可愛いらしいやつだ。 日々様々なサイトを閲覧しては部屋に置いて読書やコーヒーブレイクする自分を想像しては胸が躍る。しかしそんな少年のような心は、とある問題で粉々にされてしまう。ズバリ部屋が狭いのだ。 丸テーブルを置く空間くらいは無論あるのだが、丸テーブルと合わせ椅子も買わねばならぬ。そこまでの許容出来る空間は生憎だが持ち合わせていない。丸テーブルだけ買って何が出来ようか。丸テーブル単体で何をしろと言うのだ。友人を集め

          丸テーブル【ショートショート】

          日々005

          神奈川から東京に引っ越しをしました。 毎日が目まぐるしくまさにてんてこ舞いでした。 まぁ人生の岐路に立っていると実感をするこの頃 24年生きてきて僕の人生は各駅停車のようだなと思いふけております。 いままで結構周りの顔色を見て生きてきたつもりなので、今年くらいは自分勝手に生きてやろうかなって小さな決意を持ちました。 何かあったと言えばあったし無かったと言えばなかった。 小さい頃は悩みなんて無かったと言うけれど、成長するにつれて考えのスケールが大きくなり大した悩みで無いことに気

          日々004

          今更ながら、2024初投稿です。 オーヘンリーにドハマりしました。新潮文庫から出されている短編集3冊?は我が家の家宝にすることにしました。今決めました。 賢者の贈り物という話が大好きなのです。WEBでも読めるので是非! 僕は、昔から献身とか自己犠牲といったテーマに弱い人間でした。 理由はわかります。尊敬する偉大なる人物の影響です、 アメリカ合衆国第十六代目大統領エイブラハム・リンカーン リンカーンに関してはマジで語れます。10分はいけます。 歴史も地理も得意ではないのですが

          日々003

          小説を書きました 読んでくださった方々本当にありがとうございます。楽しんでもらえたなら何よりです!!あとがき的なヤツの投稿も考えています。しばし待たれよ。 マイブームについて 最近は子供の頃観た映画をもう一度観たり、読み返したりしています。 映画だとディズニーのカーズやカールおじさんと空飛ぶ家 小説だと人間失格、幸福な王子 子供の頃は笑えたシーンに今では笑えなくなっていて私の感性が大人になっていることに嬉しかったり。理解できなかった表現の意味を知る事が出来るようにな

          日々002

          やりたかった事をしました。一日中、本を読むという行為 本を読むことが好きな人なら一度は憧れるあの行為です。ついに実践することが出来ました。集中力は6時間前後が限界でしたが、中々読み終えることが出来なかった本の整理をすることが出来て心も余裕を持てた気がします。 アルジャーノンに花束/ダニエル・キイス 失はれる物語/乙一 他の方の感想や解釈を見ることが出来るのは、作品を読み切った、見終わった人間の特権なので僕も全力で振りかざしていました。 知るって恐ろしいね。「知らなければよかっ

          日々001

          面白いことや楽しいことが最近多いので 不定期ですが日記みたいなものを始めようかなと思いました。 お気に入りのカフェが出来ました✌️ 夫婦で営んでおり、お二人とも親しみやすく週一で通ってます。(まだ二回目 アパートの1階、窓から入店する面白い作りです。 まったり読書をしたり、マスターとお話したり過ごす空間がすごく好きで最近の楽しみでその後にも楽しみがあるのです。 隣は奥さんがギャラリーを開いているので定期的に個展やイベントを開催しています。 出展者さんがたまにいらしていると、

          誰かの夢が叶うならば 僕の元に流れ星が落ちてきていいよ

          誰かの夢が叶うならば 僕の元に流れ星が落ちてきていいよ

          僕なりの女性の落とし方

          「素敵」 この言葉が好きで僕にとって最上級の賛辞の言葉でした。 でもそれは、美しい言葉とか便利な言葉に身を任せていたのではないかと感じるこの頃 「○○さんは素敵ですね」 どうして素敵と思ったのか、ここにもっと注目するべきなのだと思ったから伝える前に少し考える癖をつけました。 少なからず「いいな」と思ったことがあるから「素敵」という言葉が出てきたわけで そうじゃなければ褒め言葉なんて出てこないな トランペットを眺めた少年が思わず「綺麗」と呟いたのこともそうだ。 まっすぐな志

          僕なりの女性の落とし方

          XX年後の自分へ

          時期柄どうしようもないほど人恋しく様々なことに手を出していますね。 山奥の洞窟にこもって山月記の虎の如くなんてバカを言ってる自分へ 忘れないうちに最後の「僕」から言葉を残します。 仕事 好きなことは続けてますか? やりたいことをやれてますか? 人と関わることは嫌いになってませんか? 落ち着いているといいのですが… 生活 ご飯は食べてますか? 花の名前を忘れていませんか? 好きな小説の主人公に憧れて自暴自棄に堕落していませんか? 相変わらずドーナツの穴を見ていますか? しっ

          XX年後の自分へ

          【窓】

          ”窓”と”扉” 扉は手が届きそうな感じはするけど、開けるまで何があるかはわからないそんな気がしてワクワクや楽しみなどちらかというと”動”の想像がしやすくって前向きな言葉。 窓は、座って眺めるような”静”の印象が強く感じます。 遠近感を言葉で感じると「言葉って面白いなぁ」としみじみ思う。 印象の話で 人物が右に向かって歩くと前向きな印象を持つし 左に向かって歩くとネガティブな印象 があるみたいな 言われてみないと気が付かないような日常に溶け込んでいる イメージに自分で気

          【小説】向かい合わせ

          向かい合わせ僕と彼女はいつも向かい合わせに座ります。 ご飯を食べる時もカフェで一休みする時だって向かい合わせです。 友達は僕達を見ても何も言わないけど 初めての人にはよく驚かれます。 私はあなたと向かい合わせに座ります。 お話をする時はもちろん電車に乗る時も あなたに伝えたいことがある時は必ず向かい合わせになります。 私は、まだまだ知らない言葉が多くて上手に伝える事が出来ないかもしれないけど、あなたの顔を見ながら会話が出来るこの座り方が好きになりました。 『君は歌が上手い

          【小説】向かい合わせ