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僕なりの女性の落とし方

「素敵」
この言葉が好きで僕にとって最上級の賛辞の言葉でした。
でもそれは、美しい言葉とか便利な言葉に身を任せていたのではないかと感じるこの頃
「○○さんは素敵ですね」
どうして素敵と思ったのか、ここにもっと注目するべきなのだと思ったから伝える前に少し考える癖をつけました。

少なからず「いいな」と思ったことがあるから「素敵」という言葉が出てきたわけで
そうじゃなければ褒め言葉なんて出てこないな
トランペットを眺めた少年が思わず「綺麗」と呟いたのこともそうだ。

まっすぐな志を持つ彼のことを素敵だと思うし
振り向いて欲しくて自分磨きを頑張るあの子を尊敬する
何かを決意した人間が大好きだ。

先程出た 素敵、尊敬、大好きをいかに自分らしく伝えるにはどうしたらいいのか。
当たり前だが沢山本を読むことだろう。
プロのライターさんが出している本を読んだのだが
「いいなと思ったことはメモを取れ」らしい
覚えたつもりになっていることは事実だし、言葉は
反芻しなければ身につかぬ。
それから僕は街中でもすぐにメモをとるようにしている。おかげで僕のメモ帳はクリスマスマーケットのように華やかな言葉が並んでいるからたまに開いては眺めてる。
そうしていつかは、僕の言葉で僕の感性で僕の世界に目をキラキラさせながら
横で一緒に映画''イエスマン'でも観て大笑いしたいものだ
女性を本当に落とす瞬間はいつだって「雰囲気と言葉」だとどこかで聞いた事がある。
顔のことは当たり前だろう言わせるな


「歌が上手いね」から
「頬を撫でるような歌声だね」に

「食べるのが丁寧だね」から
「君の食事は絵になるね」に

直接褒める事も好きだが、それでは他の男女と変わらない
僕には顔も学歴もない、ついでにお金もない
ただ、人よりは本や言葉が好きな自信があるだけだ
だから気になるあの子がいつ現れてもいいように
僕なりの言葉で相手を落としてやろうと思ってる。


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