見出し画像

家族で湘南移住記#19/気になる子どもの転校生の話。

都内某所、築18年の分譲マンションに住んでいます。
2022年より、心が喜ぶ暮らしを求め、移住を決意!
家族がいても移住ってできる?
そんな壁を乗り越えようと、絶賛奮闘中。

さて、海のある街に魅了されて、その後の暮らしをどうするか?どちらかといえば、「どうしたいか?」を考えるようになりました。

そして、ネットでは「移住」をキーワードの検索したり、人生の先輩に、「家族で移住した人っていますか」って質問をしたり。

そうして見えてきたのは、移住を実現している人は、
✓ 起業している人
✓ すでに自分で仕事を確立している人
✓ 子どもがまだ小さい方

そんな方々でした。

そうよね、、、学校入っちゃうと、引越しって抵抗あるよね、、親の思い込みかもしれないけど。
友達関係もそうだし、中学生になったとたん、受験がちらつき、敏感になってしまいます。


私が転校生になった話

私が小学校のころ、何人か転校していく子がいました。
そのたびに「かわいそう…」に近い感情を持っていた私。だって、新しい土地、さらには友達が一人もいないところに入っていくなんて、考えられない!!この世の終わり!!!くらいに思っていました。

気の合う友達がいるかわからないし、いじめられるかもしれない。。
そんな不安ばかり考える子どもでした。

そんな私が、「転校生」になることになってしまったのは、小4が終わり、小5になるタイミングでした。
千葉県から埼玉県に引越すことになったのです。

その時聞いた引っ越し理由は、
・子どもが成長してきて、部屋が手狭になっている
・通勤が不便(最寄り駅までバスで20分)
・住んでいる場所がガラが悪く、通うことになる中学校に通わせたくない

というものでした。
なるほど、、、。

新しい家は、新築(公団・賃貸)で、私と兄それぞれ個室が持てるとのこと。
そして、最寄り駅までは徒歩3分でとても便利なところらしい。

まぁ、わるくない条件でした。
というか、反対できるなんて考えてもいませんでした。

「転校生」になるのは正直、気が進まなかったのですが、反対できるはずもなく、新しい家と個室に期待し、とうとう引越すことになりました。

引越した先は、広大な土地に20棟ほど建てた、公団の団地でした。
新築の団地だったので、一気に大量の人々がこのエリアに移り住んできたわけです。なので、この団地に住み始めた子どもは、みんな「転校生」だったのです。
だったら気が楽だわ~、と安堵したのを覚えています。

新学期が始まり、学校に行くと、私のクラスだけで転校生は3人。
全校だと20~30人になっていたかと思います。

転校してみると、子どもってホント順応性がある!
すぐに友達になれるんですよね。転校前の不安なんかすっかり忘れ、「転校生」の特別感がなんだか心地よくなっていました。

大人になってわかった、親の選択

小学生で「転校生」を経験した私。
その時は、この世の終わりくらいに衝撃体験でしたが、大人になって感じるのは、「なんてことない」ってことです。

むしろ、新しい世界を見せてもらって、あの時の親の選択、グッジョブって思っています。

我が家の引っ越しは、転勤など致し方ない理由ではなく、今後の生活のためのシフトチェンジだったので、実は今でいう「移住」だったのかと。

埼玉は母の実家が近かったけど、だからこの地を選んだわけではなく、関東近郊の新築の公団をいくつか検討していたみたいです。

父は仕事はそのままに、通勤が可能な地をチョイスしていたようなで、今気が付きましたが、娘の私が今やろうとしていることと同じ!?!?と、まさかの気づきです。

というわけで、子どもの転校についてはあまり心配していません。
むしろ高校に入ってしまうと、転校する手続きなどが大変そうなので、中学校で転校するのがギリギリなのかと。
制服問題もありますが、上の子は男子でいわゆる学ラン。学ランの中学校に転校すれば、ボタンを替えるだけでOKなので、学ランの学校に転校したい!
(女子だったらそうはいかないよね)
あとは、ジャージ、体育着、上履き辺りは新調しないとかな、と考えています。

小学生以上になると、意志を強く持つので、その確認はもちろん必要。
けれども、親のほうから、
「転校するのって結構大変よね、、」
という不穏な考えは、思い込みでしかない。

思い込みを捨てないと、なにも新しいことに冒険できないからね。
これは、家族の冒険・挑戦、と子どもたちに話しています。
子どもたちは、今のところ、ふーんというくらいにしか聞いていないようですが(笑)。

当たり前を当たり前と思わず、
「なんか良さそう♪」
と思う方に進んでいった方が、豊かで楽しい人生なのではないか!と思っています。

そんなわけで、あまり子どもの転校は気にしていない我が家です。

つづく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?