見出し画像

家族で湘南移住記#20/ピンときた物件は、運命の物件なのか。

都内某所、築18年の分譲マンションに住んでいます。
2022年より、心が喜ぶ暮らしを求め、移住を決意!
家族がいても移住ってできる?
そんな壁を乗り越えようと、絶賛奮闘中。

2022年冬、売り出しを開始したのだけど、全く反応がない、、、。
チーン。

内見希望が来たらどうしよう💦
すぐ物件を見つけないと!
引越しは!?
転校は!?

なーんて焦っていたのは、全く無意味でした。

マンション市場は活発で価格はドンドン上がっているけど、実際購入する人は見合った数なのか???といった疑問が残る。


物件探しは楽しい。

そんな中、新しい物件にばかり目が向いてしまう私。
どんな物件がいいかなーなんて妄想が広がり、中古マンションサイトは欠かさずチェックしていたわけです。

我が家は立地を重視していたので、地図上に売り出し物件が表示される検索画面を利用していました。

こんな感じで。


と、ある日、通勤の電車の中で開いたところ、今まで閑散としていたエリアに一つのフラグが立っていたのです!

すぐさまチェックすると、ちょっと予算はオーバーだけど、現状引渡し(リフォームなし)で、
✔ 現在より少し広い(82㎡)
✔ 南向き
✔ 前面建物無し(理想とするカーテン無しの暮らしが可能♪)
✔ 適度な築年数(築37年)
✔ 海まで歩いて10分
といった、完ぺきに近い感じ。

真っ先に夫にLINEで転送し、「この物件見たくない!?」って話になりました。
偶然にも、この週末は湘南に行く予定になっていました。
マラソンが趣味の夫が、冬には湘南に住んでいたらいいな~という願望も込めて、湘南国際マラソンにエントリーしていたのです。その大会が、まさにその週末。
もしかしてこれって運命の物件かも!?
なんて通勤電車で一人盛り上がり、すぐさま相談している不動産屋に
「この物件を週末に見に行きたいんです!
まだ我が家が売れていませんが、買いたくなってしまうかもです!」
とメールしていました。

更に、不動産屋担当の方も、この日は夕方なら大丈夫とのことで、マラソン後の時間にピッタリ。
これは波が来てるかも!なんて興奮しながら週末を迎えました。

マラソンへの応援は息子と行くことに。
(娘は友達と遊ぶ予定があり、友達のお宅に一日お願いしました)
まずは、マラソンの応援。
ん~、めちゃくちゃ気持ちいい道路をランナーたちが走りぬけていきます。

その後、息子とそれぞれダイチャリを借りて物件に向かいます。
海沿いを自転車で駆け抜けるのは、なんて最高なんだ!

このエリアには、海沿いにサイクリングコースがあります。

ドキドキの内見

そして例の物件に到着。

私はドキドキワクワクで物件と対面したのですが、
息子は開口一番、
「えー、オートロックないじゃん。。」
と。

あー、確かに。
築37年だからね、、、そうか、それは大きなポイントだった。

中に入ってみて、、、

既に退去はされていましたが、荷物はそのままで、今でも人が住んでいるのではないかと思うほど、日常生活感に溢れてました。

全部壊してリノベするにしても、内見の印象って大事だわ〜と実感。
(我が家も内見時には感じよくすべし)

部屋の印象は、やはり作りが古い、、といった感じ。

不動産屋さんとあれこれ見てみると、家の中に構造の壁、いわゆる取れない壁が結構あるのです。なので、外光が部屋の中に入りにくく全体的に暗い感じ。
さらには、ベランダ側の窓の高さが低いので、そもそも外の光が入りにくくなっているわけです。

いじれない箇所に不満があると、リノベでの自由度が一気に下がるので、私のテンションも下がってしまいました。

ん〜、と思っていると、息子が一言。
「あんまりいいと思わない、ここ」
と、正直な一言。

確かに。。。

と、いうわけで、運命かも!?と思った物件は空振りに終わったわけです。

やはり、机上の条件だけではわからないことはたくさんあって、百聞は一見にしかず、ですな。

これを機に、売りに出ている物件だけでなく、エリアにどんなマンションがあるのかも調査し始めました。

土地には用途地域というのがあり、このエリアは高い建物が建てられませんよー、などと規制があります。
なので、この辺りに住みたいなーと思っても、マンションの供給すらなかったりするわけです。

なので、先手を打って(?)この辺りのマンションが売りに出されないかなーなんて調査もすすめていました。
その際おススメのサイトはこちら。

住所での検索で、町名まで指定できます。
住んでいる方の口コミがあったり、過去の販売履歴なども見ることができます。(ユーザー登録が必要です)

この物件いいなー、売りに出ないかなー、なんて思いながら調査を進めます。売りに出るのは、まさにタイミングなので、そう都合よく出てこないのが現実ですが。

が、この地道な妄想的調査が、後の運命に結びつくとは!
この時は想像もしていませんでした。。

つづく。


この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?