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説明力のパラドックス

頭がいい人は、
頭が良すぎて
上手く説明できない。
しかし
頭がいいかどうかは、
上手く説明できるか
で判断される。

これは、twitterの友、ひらめきウインナー様によるツイートです。
https://twitter.com/minoru_kono666/status/1384444025025880069

このツイートを見て私は、雷に打たれた思いでした。
まさに、そのとおりだと思います。

頭が良すぎると、「難しいことも易しく感じる」ので、自然と説明ベタになりがち。いくら良いことを言っていても、ポカンとされてしまう。

皮肉にも、特別頭が良いということはなくとも、とても説明が上手な人の方が「あの人は頭がいいねー」と評価されることになります。

「頭がいい人」に、天から与えられた使命があるとすれば、それはやはり、その豊富な知識や発想を、他の人達に広めていくことだと思うんです。

私は最近、オンライン講座の講師を始めました。
記念すべき最初のテーマは、ティーチング。

そもそもなぜ「ティーチング」なのか。

私はかつて、説明ベタの先輩方に悩まされてきた経験があります。
結局、仕事が憶えられず、退職したこともあります。

そんな私と同じ思いをする人たちが少しでも減ったら
新人がのびのびすくすく育つ職場環境が少しでも増えたら…

そうした思いで、この講座を作りました。

冒頭の名言をtwitterで目にしたとき、思ったんです。
私が「説明ベタ」だと思っていた先輩たちは、おそらくは総じて「仕事のできる人たち」だった、と。
まさに、苦労なくできてしまうから、説明の重要性があまりわかっていなかったんだろう、と。

既にすべて収録を終え、リリースが済んでいる講座なので、追加することはできませんが、もし収録途中であったら、この思いや、冒頭の言葉をどこかで説明したかったな、と思います。

仕事のできる人たちこそ、どうか、上手な説明の力を身に着けてほしい、と。

最後に、少し宣伝させてください。
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