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ひとくち何回噛んでいる?よく噛むと良いこと3選!!【Healthy Life】
子供のころ「よく噛んで食べなさい」と言われたことはありませんか?
今回は「よく噛む」ことのメリットについて3つお伝えします!
その1 唾液の分泌を促すこと
食べ物を口に入れて形がなくなるまでよーく噛んでいると唾液がたくさん出てくるのが感じられると思います!
唾液には①虫歯を予防する力②消化吸収を助ける力③免疫力を高める力があるため、たくさん分泌すればするほど健康度もあがるのです!
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その2 顔の筋肉が動くこと
人は噛む時に下顎を動かして食べ物を咀嚼しています。噛んでいる時に顎のまわりや耳の横あたりに手のひらを当ててみてください。たくさんの筋肉が動いているのが分かると思います!
顔には約30種類もの筋肉があり、食べる時や話す時はもちろん、表情をつくる時にも使われています。よく噛んで顔やお口まわりの筋肉を動かす習慣ができると、フェイスラインのたるみを防いでお口周りがスッキリし、口角があがったステキな笑顔になります!また、お子さんのキレイな歯並びや咬み合わせの成長を助けることもできます。
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その3 脳への刺激が増えること
その2では、顎まわりや耳の横の筋肉が動いていることを実感していただきましたが今度は耳の上、頭の横あたりに手のひらを当ててみてください。動いているのが分かるでしょうか?
実は物を噛んでいる刺激というのは脳にも伝わっており、それによって集中力が高まったり、満腹中枢に信号が送られることによって食べ過ぎ防止にも役立っているのです!
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目標ひとくち30回!よく噛むための工夫
食事の時間は毎日の習慣になっているため、「よく噛む」ことは自分で意識をしていかないとなかなか定着させることは難しいです。
そこで、日々よく噛むことへ意識が向くような工夫をご紹介していきます。
どれも簡単にとりいれられるものを選んでいるのでぜひお試しください!
🍎「ながら食べ」に気をつけましょう
テレビやスマホ、新聞を見ながらお食事していませんか?
食事は五感で楽しむことができます。目の前の料理に集中して食べると新しい美味しさを発見できるでしょう!
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🍎箸置き、使っていますか?
「いただきます」と箸を持ったら食べ終わるまで一度も離さないということはありませんか?手に箸やフォークなど食具を持ったまま食事をしていると、まだ口の中に食べ物があるのにいつの間にか次の分をまた口に運んでいた!という事がよく起こります。
そんな時には箸置きを使うことをオススメします。一口食べたら飲み込むまでは箸を置いて噛むことに集中してよく味わってみましょう!
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🍎歯ごたえのある食材を楽しみましょう
ハンバーグやカレーライスなどやわらかいお食事ばかりになっていませんか?自然によく噛むためには歯ごたえのある食材選びを心がけましょう!
例えば、いつものハンバーグに刻んだれんこんを入れてれんこんバーグにしたり、具材を大きめに切って野菜ごろごろカレーにするのもオススメです。
また、納豆にちりめんじゃこを入れたり、サラダにナッツを入れるなどやわらかい食材と硬い食材を組み合わせるのも「よく噛む」工夫になります!
時代が移り変わるにしたがって、美味しさを求めて様々な料理を生み出してきた私たちですが、近年やわらかい食感のものが好まれどんどんと噛む回数が減ってきていることをご存知でしょうか?昔の時代を再現した食事を食べる実験では、昭和初期には1回の食事での噛む回数は1420回であったのに対し、現代では半分以下の620回に減ってしまっています。
まずは今日のお食事から「よく噛む」意識を持って食べてみましょう!
噛むと痛いところがある方、入れ歯が合わずに噛めない方はまずはしっかり噛めるお口に整えることが大切です!
かかりつけの歯科医院に相談してみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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今回の記事は管理栄養士の足達が担当いたしました!
参考
各時代の復元食の咀嚼回数と食事時間
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/iryo_hoken/shikahoken/pamphlet/shokuiku.files/06P62-75.pdf
Oral Care ホームページ
https://www.oralcare.co.jp/chewing/
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