よーちゃん(yoko.o)

考えを言葉にする練習中。感覚的なことを書くことが多いです。 小樽という北海道の港町で、…

よーちゃん(yoko.o)

考えを言葉にする練習中。感覚的なことを書くことが多いです。 小樽という北海道の港町で、若者がつどう場づくりをしています。

マガジン

  • ちらかった部屋とあたまで

    部屋が散らかっているとあたままで散らかってしまうような気がしませんか?私はします。部屋とあたまの整理をかねたなんとなく思っていることを書くエッセイです。

  • 「なんかいいな」

    「なんかいいな」と思ったこと、もの

最近の記事

ちらかった部屋とあたまで 8

--8-- 春、なんだと思う。 朝と夜はまだ寒いけれど。 たまに、雪も降っているけれど。 はて、私はいつから書いていないんだと、スクロールしてさかのぼったところなんと6か月前で、本当に気絶でもしていのかなとびっくりしている。 冬場の私はぼんやりしがちで、寒暖差や気圧差が大きいとへなちょこになる。昨年の今頃なんて、冬疲れでぶっ倒れていた。なんだかんだ、毎年少しずつ対策が功を奏しているけど、なんで私は冬眠できないんだ。させてくれ。と雪が降り続ける間に何度か本気で考

    • ちらかった部屋とあたまで 7

      --7-- 先週の日曜は、久しぶりによく晴れた日だった。 ここぞとばかりにタオルケットやらシーツやらを洗濯した。うちではほとんど柔軟剤を使わない。なのでタオルケットは洗いざらしで少し固めだ。太陽にあたったタオルケットとシーツにくるまって寝る日はとてもよく眠れる気がする。 今年の畑仕事も片付けに入った。職場も家庭菜園もトコトコ荘も。やっぱりちょっとだけ寂しい。いや、本音は結構さびしい。北海道は雪国だから、冬は冬の仕事をする。今年の冬は、なにをしようかな。やりた

      • ちらかった部屋とあたまで 6

        --6-- きのうは帰ってすぐに寝てしまった。気づいたら、次の日になっていて「もういいや、朝ごはんを2倍食べよう」と思って二度寝した。 私の秋はとにかくねむたい。 通勤の途中、空がきれいで「ああ、秋だな」と感じる。そして、なんだか広く澄んで見える。 秋の空がなんで高くみえるのか、気になって調べてみた。 『秋は、広く晴れをもたらす移動性高気圧と、雨を降らせる温帯低気圧が交互に通過。 この温帯低気圧の温暖前線は【イワシ雲】や【ウロコ雲】を発生させます。

        • ちらかった部屋とあたまで 5

          --5-- 散らかってる部屋の中身って、過去の積み重ねだ。 なんて、かっこよく言ったところで過去の私が「えーい!」って、散らかしだけの話だな…って、いまだに片づけの進まない部屋で横になっている。1週間が爆速で過ぎてゆく。 9/12に「小樽・鉄路・写真展」が2週間の展示を無事に終えた。2年ぶり20回目の展示で、私は10年ぶりに参加することが出来た。まさか、いまもフイルム写真やってるなんて思わなかったよ。(手焼きじゃないけど。本当はやりたい) 最終日、雨がザーッと降っ

        ちらかった部屋とあたまで 8

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        • ちらかった部屋とあたまで
          7本
        • 「なんかいいな」
          0本

        記事

          ちらかった部屋とあたまで 4

          --4-- きのう、季節が変わった。 風のにおいが夏から秋になった。 「ああ、夏は終わったんだ」って拍子抜けだったし、やっぱりちょっと寂しかった。 数日前、以前働いていた職場の夢を見た。5年も前なのに、身体が覚えているらしい。こわい夢やよくない夢を見たとき、誰かに告げるといいらしいと聞いたのは小学生くらいだったと思う。迷信のたぐいなのに私はいまでもそれを律儀に信じている。 あったかくして寝よう。冬がけの布団、もう出しましたか? (そういえば私の友人

          ちらかった部屋とあたまで 4

          ちらかった部屋とあたまで 3

          --3-- 9月も3分の1が過ぎた。早いはやすぎる。 暑さはだいぶ和らいだ気がするけれど、 日中はまだ夏だなと思う。 でも、夕方から夜の空気はすっかり秋で、 ちゃんと季節は巡っていくんだなと感じる。冬、くるのいやだな。私も気が早いけど。 幼なじみが留学する。ビザがおり次第、日本を立つらしい。 ご時世的には、すごいタイミングだなと思ったけれど、「あー、ついにか」と別段おどろく事でもなかった。きっと海外のほうがしっくりくるんじゃないかなってずっと思ってい

          ちらかった部屋とあたまで 3

          ちらかった部屋とあたまで 2

          --2-- 「 サヨナラ 28 」というリレー記事を仲間といっしょに書いている。 今週は私の番で、学生時代を振り返っていた。 きょう、畑のなかでトマトをもぎながらどんなことを書こうか結構迷っていた。 高校・大学は自分の意思で選んだ自覚があるのでよかったんだけれど、中学はバスケ部があるからという雰囲気理由で選んだ(住民票の関係で通えるとこが選べた) 部活で得た仲間はいまも大切だけれど、ほかは結構きつかった。 最後の方は正直行きたくな

          ちらかった部屋とあたまで 2

          ちらかった部屋とあたまで 1

          --1-- ここ最近、部屋が荒れている。 色んなことかが、どばばばっー!と進んでいるので部屋に帰ったら気絶してるのか?というくらいの勢いで寝おちている。 部屋がちらかっていると、頭のなかも散らかっているような気がしません?私はする。 それを解消したくて、部屋の片付けをしながら、あたまの整理をしようと思います。 急なエッセイのはじまりです(笑) あー、部屋片したい。あたまも。 (写真はそのときの気分。これは今朝のらんちゃんです。)

          ちらかった部屋とあたまで 1

          「陽の差す方へ」

          メッセージアプリの通知が届く。私はそのメッセージを心待ちにしていた。 「産まれたよ」 何度もらっても、うれしいメッセージだ。友人に新たに家族が増えた。 友人が出産する前に一度会うことが多く、産まれてくる彼彼女らはまだお腹の中でゆっくりとしていた。それを知っているのでなんだか不思議な気持ちになるのだ。本当に。あの時も確かにそこに居て一緒に過ごしていたけれど、今はもう母体を離れてひとりの人間として彼彼女らは産まれてきたのだ。 🎂 まだお腹の中に

          「陽の差す方へ」

          「トマトのわき芽」

          「カチュン…カチュン」 トマトのわき芽をハサミで切るとこんな音がする。 ビニールハウスの中に林のように並んだトマトの苗。そのわき芽をひたすらに切っていく。あんなに小さかった15センチほどの苗がもう180センチくらいになっている。ここのハウスの苗はこの前入った時、まだ私の背を超えてなかったのに。158センチ。   「パキンッ…パキッ」   細いわき芽は、手で折れる。まずは片側に倒して、そして反対側にもう一度。そうするときれいに折れる。長くなったり太いものはハサミを入れないと

          「トマトのわき芽」

          「少しのびた爪をきる」

          気づいたらまた少しだけ爪がのびている。 すきな作家さんの漫画で主人公が、ハンバーグをこねるとき爪のあいだにミンチが入るのがいやだから、爪は短く切りそろえると言っていたことを思い出す。   手の爪はマニキュアを塗ると窒息しそうな気持ちになるので、あまりしない。 その反面、きれいに丁寧に塗られた指先を見かけるたび、「ああ、いいなぁ」と思う。それは自分に施すものではないとぼんやり思うけれど、美しいなと思う。   爪を、切れない時期があった。 正確には、それにかける労力が残って

          「少しのびた爪をきる」

          「気がすんだ、と思いたい気持ち」

          「気がすんだ」と、思いたい日がある。 もやもやしたことがあった、体の調子がいまいちなとき、仕事でしっぱいしたり、なにかに悩んだとき。 私はだいたい「気がすんでない」(文字に起こすと結構感じが悪いな(笑)) そんな時は、あたたかいお風呂にゆっくりと入るか、はやく寝るに限る。これはたぶん、みんな知ってる。そのほかに私が気づいたらしていることがある。 私は、料理をする。 はじめて台所で料理をしたのは5歳のころだったと思う。大根の葉っぱをじゃこと甘辛く...いや、甘く炒めたものだ

          「気がすんだ、と思いたい気持ち」

          「すきなかお」

          ひとの顔の中ですきな表情や瞬間がある。 笑っている顔と、おだやかに眠っている顔がすきだな、と思う。 笑っときににまぶたがおりて、へにゃってなるひとはだいたいいい人だ。(私統計) 眠っているときの顔は、なかなか見れないけれど、 友人と出かけた帰り道、遅くなって気づいたら私の肩をまくらにしてすやすやしているのを見たり、 同居人が静かだなと思ったら、日当たりのいい部屋で丸まっているのをみるとなんとも言えないあったかい気持ちになる。 そのとき私は気を許

          「すきなかお」

          「不安の取り扱いかた」

          最近、ちょっと考え込んでしまったことがあって今日はそれについて書こうと思う。 「あなたのこと、心配している」 気のおけない、大切にしている友人Aさんとメッセージを交換していたとき、あることに対して私のことを心配をしているし、不安に思っているとその人は言ってくれた。なぜ、そう思ったのか自身の経験などをまじえて何度もそれについて話してくれた。 そのやりとりの中で、私は抱えきれないもやもやがこころに広がってゆくのを感じた。 「ごめんなさい、なんだか疲

          「不安の取り扱いかた」

          「こんなひともおる」

              もし、自分が高校生だったとき学校の先生や親でなく、お互いを否定しない、学び合えるような、少し信頼できる大人がいたらと考えることがある。   それって、どんな感じなんだろう。   現状として、そのような環境は少ないと思うし、何かをやるとき経験や知識が少ない若者が、大人の期待に押しつぶされたり利用されるのを見たり聞いたりしては、ただ悲しくて泣いたり怒ったりしていた。その時、私は何もできなかった。 でも、私も大人になってしまったらしく(まじで実感ないけど)もう

          「こんなひともおる」

          「イメージのはなし」

          あたまのなかにずっと昔からあるイメージがある。 左右に広がる空間で、多分そこは部屋なんだと思う。質感は柔らかでやさしい。寒くはないし、暑くもない。 まっしろな部屋。 そのイメージはあるとき、ぐしゃぐしゃになる。 紙をぐしゃぐしゃに丸めたような跡がつく。 それだけ。 この話を気のおける友人の何人かに話したら、なんとその人たちも自分のイメージを持っていた。色やかたちはバラバラで、その話はとても興味深かった。 具体的になにを示唆するとか、そういうものだとは思わな

          「イメージのはなし」