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ページを捲る年

新しい年が、始まる。


何だか実感がわかない。



だが、昨年を引きずっているという感覚はない。



引きずっているというよりは、

ただ、本のページの終わり程度にしか

考えていないというべきだろうか。




1ページ目が、終わった。




それくらいの感覚なのだろう。




まあ、重く考えるよりは、

次のページを、

次の物語の展開を、

楽しみに、

ページを捲る。


何事も重く考え込んでしまう

人間にとっては、

そのくらいに考えた方が、楽だろう。




新しい年だからと気負い込むより、

新しい年という物語を楽しむことこそが、


我々の人生なのだろう。



周りに合わせて、生き急ぐなんて勿体ない。



年が新しく変わった手始めに、

自分の進む速度を探ろうじゃないか。



走る前に、準備運動は欠かせない。


自分が、怪我をしない為だ。



人生も同じではないだろうか。



新しい年に進む前に、

とりあえず一息。


そこから歩き出せばいい。


直ぐに走ることが出来なくても、

一息ついた時に、

走り出す為の準備はしている。


ゆっくり1歩でも

進めることが出来ればいい。



人生焦らずとも、

私という物語を作り上げていくのは、

主人公である私なのだから。











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