【チョコレートからみる】奴隷の歴史〜アステカ帝国の崩壊〜
こんにちは〜！極悪です。
今日は僕が普段勉強していることの一部をご紹介しますね〜！
チョコレートの歴史を奴隷の視点からまとめてみました🤗
【完全版】チョコレートの歴史はこちらから
簡単にいうと スペインのコルテスがメソアメリカを侵略しカカオ豆を含む様々な物品をスペイン本土に持って帰ってきたという流れです！
詳しくみていきましょう！
・メソアメリカでのチョコレート
・アステカ帝国の崩壊
・スペイン人の進めた植民化
・スペインからフランスへ
・三角貿易でのチョコレート
・需要の拡大と啓蒙思想家
メソアメリカでのチョコレート
チョコレートの原産地はメソアメリカ、現在のメキシコなどがある中南米の地域です。メソアメリカ地域ではマヤ文明やアステカ帝国などが栄えたことは有名ですね。最近またでっかい遺跡が見つかったようでホットな話題です。嬉しい。
みなさんが普段何気なく食べているチョコレートの発祥はここ、メソアメリカ。当時カカオ豆はすりつぶして水に溶かした状態で飲まれていました。この木の幹から突然生えているかなり気の狂った食べ物はメソアメリカではめちゃくちゃ貴重で、貨幣にまでなっていました。一方、この地でかなり採れた金銀はアクセサリーとして流通していたようです。にわかに信じがたいですね。ちなみに奴隷1人買うのにカカオ豆100個が必要だったみたいです。
チョコレートは王様などの上流階級の楽しみで、庶民にはあまり手が届かない存在だったようです。しかし栄華を誇ったアステカ帝国（メソアメリカ最後の帝国）もエルナン・コルテスが来たことにより崩壊へ向かっていきます。
アステカ帝国の崩壊
アステカ帝国は実に興味深い崩壊の仕方をします。当時アステカ帝国ではケツァルコアトルという神様が信じられていて、予言は王様・庶民ともにガンガンに信じまくっていました。
その予言に
「肌の白い神々がきてこの国は終わる。その時には王のちからもかなわん。そろそろやで。」みたいな文言があったのです！
そんな時にスペインから白人がやってきたもんだから王様びっくり！高価なものをあげてどうにか帰ってもらおうと試みますが、そうはいきませんでした。
コルテスも暴虐無人な人では（たぶん）なかったので王様を幽閉して植民化を進めました。しかしコルテスの親分がコルテスにブチギレて（コルテスが結構不義理なことしていた）その対応に追われてアステカ帝国の首都（ティオティワカン）を一番弟子に任せている間に一番弟子が現地の人々の儀式を反乱だと勘違いして首都にいる人々を処刑祭りかけてしまいます。その後もなんやかんやあって結局アステカ帝国は崩壊し完全にスペインの植民地になりました。
スペイン人の進めた植民化
スペイン人はキリスト教の名の下に植民化を進めていきました。「キリスト教は絶対や。哀れな奴らを最高のキリスト教で救ってやるぜ」みたいな感じで植民化を進める体をとっていたので国王も「おーい現地の人あんまりころすなよー（植民地が手に入って内心めっちゃ喜んでた）」くらいのクソの役にもたたないゆるゆるの声かけをしていました。
国は死んでも人は残ります。残った人々はスペイン人にありえないほど過酷な労働を強いられました。
その頃スペインでは空前のココアブーム！貴族たちはこぞってココアを呑みまくりました。しかも飲むだけでは飽き足らず、他の貴族を家に呼んでは「どや。うちのコップめちゃいいだろ。」みたいなバカくだらんリアルインスタみたいなことをせっせとやっていました。そのココアが作られる過程で奴隷が死んでるとも知らずにね。
原住民は過酷な労働で死に、性病で死に、疫病で死に、虐待で死に、、、ついには1/10まで減ってしまいました。
もちろん全員の植民者が賛成していたわけではありません。中には「こんな腐った行いをしてたらスペインは終わる。」みたいな手紙を国王に出した人までいるのです！
ちなみにこの時にチョコレートの当時の呼び名「カカワトル（カカオの水）」が「ショコラトル」になりました。（「カカ」はスペイン語で「うんち」だから説があります。茶色の飲み物にうんちの名は流石に・・・ね・・・？）
スペインからフランスへ
イスラム圏から入ってきた砂糖を入れてみたらうますぎたココアはスペイン中の貴族を虜にします。精力剤ともみられていたので立たない男は夜の前に一杯飲んでからやるみたいなバイアグラ的な使い方もしていました。
スペインの中で人気だったココアは政略・・・
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どうも。 サッと読んでクスッと笑えるようなブログを目指して書いています。