辺獄へようこそ
昨日ゲームについて書いた。
↑の記事でも書いたが、ゲームはそんなに、というかここ数年はほとんどしていない。
だけど、記事を書きながらゲームの思い出が色々と浮かんできた。
他に好きだったゲームってなんだろうな、と思った時に真っ先に思い浮かんだのがこのゲームだ。
LIMBO
このゲームは5年近く前に、Twitterで知り合った友人の家で一晩かけて全クリしたゲームだ。
しこたま酒を飲み、メロメロになりながらプレイした覚えがある。
日本酒やビールや「金魚」なる謎のお酒をしこたま飲んで、よく覚えてはいないけどとにかく楽しくて、あの夜のことは今でもたまに思い出す(あやふやにだけど)。
確かこのゲームの後に『SIREN』というゲームもやったのだけど、部屋を真っ暗にしてやったらあまりの怖さに目を開けられなくなった。
SIREN
こんなに怖いゲーム体験はこれから先もないと思う。
周波数でアレが近くにいるのがわかる、とかそのギミックがいちいち怖かった。
あっ、話が逸れた。
『LIMBO』は、ゲームが始まった瞬間の、あの上品さにびっくりした。
モノクロームの背景、簡素なキャラクター。
だけど細やかな陰影はしっかり浮かび上がるし、あの場所のホコリっぽさも細やかに表現されていた。
まるでモノクロ映画を実際に操作しているような、気分になった。
『LIMBO』は、天国と地獄の中間の場所という意味がある。
洗礼を受けなかった幼児やキリスト降誕以前に死んだ善人の霊魂がとどまるとされる場所だ。
なぜ主人公は、そこにいるのか。そして主人公が追っている少女は誰なのか、それがわかると泣けてしまうのだ。
昨年、スマホ版が出ていたことを知った。
2016年に出ていたとは。慌てて購入してしまった。
そして時間ができた時に、ちびちびと進めている。
静かで、知性溢れる、だけど決してゲーム初心者を置いてけぼりにしないわかりやすい作りが好きだ。
実はあと3本ほど紹介したいゲームがあるのだが、また長くなってしまったので明日書く。
今週はゲーム週間になっちゃってるね。
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