「上司がわかってくれない?に効く処方箋。」: 日替わりコラム109
おはようございます。
よたろーです。
先日X(もとTwitter、っていつまで書きゃいいんだw)でこんな書き込みを見つけました。
あ、いや、てゆーか自分が書いたんですけどね。
よくありませんか?
会社で、上司がわかってくれない。
こっちは改革を進めようとしてるのに、ぜんぜん動いてくれない。
とか、
メンバーが受け身で困る。
もっと自発的に、積極的にバンバン提案とかしてほしいんだけど。
まったく今どきの若いのときたら…
とかとか。
そして家庭でも、
こっちは一生懸命汗水たらして、毎日満員電車にゆられて会社勤めしてるのに、少しは休ませてくれよ。
とかね。
(すべてイメージです)
なんでこんなことになるんでしょうね?
アイツがアホだから?
あっちの理解度が足りないから?
ヒラメだから?
ケチだから?
まぁいろいろと思いあたる理由は思い浮かぶんじゃないかと。
では聞きますが、
相手はどんな思いや背景を持ってそういう態度を取ったり、また行動したりしなかったりするんでしょうか。
すこし想像してみましょう。
もちろん自分の事例で結構です。
あのクソが、とかいろいろ思うことあるかもしれませんが、いったんすべての判断を脇において考えてみましょう。
するとどうでしょう?
上司にはその上司がいるし、上司の上司にも上司がいる。
とか、
メンバーには結婚を誓いあった彼女がいつつも、最近忙しいせいでちょっと危機的な状況に陥りつつある。
とかとか。
そんなことがあったりするのかもしれません。
つまりあなたがみている世界と相手がみている世界には、それぞれ違った物語が展開されている。
あなたがたの間には溝があるんです。
そしてこの物語をナラティブと呼ぶんだとか。
この溝をどうやって越えていくか、つまりどうやって上司の理解を得て味方にするのか。
他部署の協力を取りつけるのか。
メンバーにやる気になってもらうか。
これを可能にするのが、
対話
だと、いうのがこの本↓の主張です。
ハードカバーですが、短くて読みやすい本でいっきに読めます。
すべての働く皆さんにお勧めしたい本だと思いました。
この本を使って研修プログラム作ってみたいな、と思いました。
また私自身は組織人ではもはやないのですが、「権力が生み出す溝」は、講師と受講者という関係性で生まれてしまっていないか、よくよくふりかえりたいと思いました。
とにかくおすすめです。
今日も読書レビューでお送りしました。
本日もおつきあいありがとうございました。
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