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自分の感情を紙に書き出すほうが人に悩みを話すよりもスッキリする内向的な私

私は周りの人の態度やちょっとした発言を気にすることが多い。
「あれ、まずいこと言ったかな?」「この人、機嫌悪そうだけど自分のせい?」とか。

子どものころから「空気を読む」のは得意で、その恩恵を受けたことも多々ある。
一方で、本当は大したことないことをずっと気にすることも多い。
人と会ったあと、「あのときの発言はまずかったな」とネガティブなことをずっと気にしたりとか。

そんな私は最近、自分の感情の動きを必ず紙に書くようにしている。
そうすることで段々客観的に自分を評価できるようになってきた。


人に話すより紙に書き出す方がモヤモヤを抜け出せる私

モヤモヤしたとき、人に話してスッキリする人が居る。
私も友人に自分の悩みやモヤモヤを話すことはよくある。

ただ、人に悩みを話しても自分の感情をうまく伝えられないのがほとんど。
そして「あの話もすればよかった」と別れたあとに後悔してしまう。
人に話してもスッキリしないけど、性格的に仕方ないのかなと思っていた。

ただ、この1~2年でたくさん出てきた「内向的な人」に関する本を読んでいると、どうやら私も「内向的な人」らしい。
そして「内向的」な人間は「話すよりも書くほうが得意」とのこと。

そこで試しに感情を書き出してみた。
誰にも見られない自室で、夜にゆっくりと。
なかなか人には言えないけど正直な表現で、「自分が何を感じたか」「なぜそう感じたか」とか。
思うがままに書きまくることで、気持ちがスッキリする。

そして大事なのは書いたあとにもう一度読み返して、「自分の思い込みじゃないか?」と問いかけること。
頭の中で考えたら堂々巡りのことでも、書いてみると意外と「実はこれ大した問題ではない?」と気づくことができた。

余談だけど、こういった本の宣伝や文章が「〇〇第一位!」とかデカデカと書かれていて、それがすでにうるさいと感じてしまうのが私。
本の中身はもっと落ち着いた表現を使っているのにな。

感情を書き出すと脳のリソースが空いてくる

最近は手帳を持ってないと不安になってきた

私はモヤモヤが残っていると仕事や遊びに打ち込むことができない。
遊びに行ったときにふと「昨日あんなことを言われたな」と思い出したりとか。

そして仕事、友人、家族・・・とモヤモヤの件数が増えてくると、普段の思考にも影響する。
パソコンで言うならば「脳のメモリが常時70~80%使われている」感じ。
圧迫されて小さくなったメモリで一生懸命考えてまとまらず、それに焦って更にテンパることがよくあった。
そしてテンパった自分がまた嫌になる、みたいな悪循環。

ただ、毎日寝る前に感情を書き出すことで気持ちが楽になってきた。
以前は朝起きたときに「昨日失敗したこと」を思い出して憂鬱だったのだけど、書き出すのが習慣になってから減ってきた。

そして最近では頭の中がスッキリしてきた。
余分なことを考えずに、目の前のことに集中できる感じ。
今では手帳を持ち歩くのが当たり前、文章量も増えてきたので2024年は手帳のサイズも大きくなった。

書き続けることで自分の感情の動きを理解できるようになってくる。
これからも面倒な性格の自分を乗りこなすためにも、手帳に色々と書いていこう。

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