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歳をとってから金持ってももう遅い

こんにちは。尾田です。

「歳をとってからお金を持ってももう手遅れですか?」
という疑問は、多くの人が抱くものです。
あくまで僕の持論ですが、若い時期に得るお金を疎かにするということは、人生の時間も疎かにするということに繋がります。

「お金に余裕が出来たらやろう」
「時間に余裕が出来たらやろう」

こうやって人は、自分のやりたいことなのにも関わらず、物事のやらない理由を自ら作ってしまいがちです。
お金が人生の全てではないのは重々承知です。一番価値のある資産は時間なのです。
やりたいことをやらずに歳をとってしまったり、貯金や投資を怠ってきた場合、後悔の気持ちが湧き上がることもあるでしょう。
今回はそんなトピックで語ろうかと思います。


①人生のフェーズ

世の中の大半の人が勘違いしていること、かなり重要なことなのになぜか場当たり的になっていることがあります。
高校もしくは大学卒業後働き始めます。その後、平均して男女共に30歳前後で結婚して子供を産んで育てるというフェーズに移行するのが一般的とされています。
当然結婚する前から貯蓄は必要ですし、結婚・子育てとなったら時間も自由に使えなくなり、生活費・教育費諸々、出費は当然増えます。

・みなさんが働き始めてから自由に使えるお金・及び期間は、実は結構少ないということ。
・そして20代のうちにある程度稼げないと自分の子供に質の高い教育を受けさせられないということ

しかも20代なんて世の中の大半の人が給料低いですからね。
やりたいこと我慢してたらあっという間に結婚適齢期です。
いついつまでにいくら必要だから、自分はいくら稼がなければならない」と逆算して人生を設計している人は残念ながら少数派です。

②バイタリティ

人は若い時ほどバイタリティ、つまり活力が高くて、年齢と共にそれはだんだんと下がっていくのが一般的です。
仕事においても、20代、つまり最初の10年をどう過ごしたかでスケールがある程度決まってしまうとのは事実です。50代になってから今まで結果を出せてなかった人が、ある日突然変われないのもまた事実です。

また、人生においても10代・20代の持つバイタリティというのは無限大です。今から何にだってなれるし、どんな壮大な目標であっても達成し得る可能性に満ちています。

10代・20代のあなたが何かやりたいことがあったとしましょう。
・バイクで日本一周したい
・良いジムに通い、良いプロテインを毎月買いたい
・100均のコスメじゃなくてデパコスで揃えたい
・フェラーリに乗りたい

この夢が50代になってから叶って嬉しいですか?w
・バイクで日本一周出来る体力がねえ
・20代の時にかっこいい体になりたかったわ
・50代の肌になってからデパコス使っても。。。
・フェラーリ?あんな辛い姿勢で乗れるわけねーだろ

もちろん歳をとってから叶えて嬉しい夢もあるでしょうけど、人間は年齢とともに出来ること出来ないことが出てきて、10年、20年も経てばバイタリティとともに価値観も変わってくるというのが正しいのかもしれません。

それらも踏まえて、僕は若いうちにやりたいことは我慢すべきじゃないし、それをするのにお金がかかるというのであれば20代のうちからガンガン稼ぐという『若くして稼ぐ』というのを強く推奨しています。

③老後の不安と投資・貯蓄

昨今では老後資金で2000万の貯蓄が必要だったり、医療費・介護費の心配というトピックをよく目にするようになりましたが、これらはつまるところお金で解決する問題(不安)ですよね?
この老後のお金問題の報道に不安を煽られて、余剰資金が少ない中でさらに厳しい節約をして自分に負荷をかけているような世帯もあるそうですが、本末転倒にも程がありますね。
お金があればこれらの心配はなくなり、本来の問題の「いかに健康に長く過ごせるか」というところ、質の高い食品だったり住環境に投資出来るのではないでしょうか。

また、ここ最近の数年で国が推奨してる投資。つみたてNISAが一番有名でしょうか。この制度、積み立て式の株式投資の一番の有効活用の仕方としては「いかに早い時期に仕込んで長い期間寝かせるか」が肝となります。
若いうちはお金がなくて投資はしておらず、歳を取ってお金が余っていたり、投資の情報がネットに溢れ出した今になって「若いうちから投資しておけばよかった」と後悔している方はかなり多いです。
しかし、若いうちからなけなしのお金を節約してまで投資するというのは、僕は個人的にはあまり推奨しません。なぜならば、投資とは本来余剰資金でやるものであるのと、②で述べたように若いうちは若いうちにしか出来ないことすべきだと思っているからです。

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