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経済産業省の提唱する「社会人基礎力」 全部スポーツで身に付く説

こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。

あなたは、経済産業省の提唱する「人生100年時代の社会人基礎力」というものをご存知ですか?

以下HPより抜粋

「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年に提唱しました。

↑参照先

上記にあるように、「社会人基礎力」では、次の3つの能力が"仕事で必要な力"として挙げられています。
①前に踏み出す力
②考え抜く力
③チームで働く力

そしてそれぞれの能力を成り立たせるものとして、計12個の要素が並べられています。

この「社会人基礎力」、"すべて"スポーツで身につきます。

私とスポーツ

私は小学1年生(6歳)から大学4年生(22歳)まで柔道を続けました。
いわゆる「学生」という区分はすべて柔道漬けな生活であったため、"柔道一筋"といっても過言ではありません。

自慢話になどしてはいけないことですが、受験勉強とは無縁な学生生活でした。

ただ、この16年間の柔道人生から、本当に多くのものを学び得たのは事実です。

現に私は社会人になってからも、仕事でそこそこの活躍はできています。
入社から半年で副店長になり、2年で店長へ昇格。
3回にも渡る店舗異動では、異動先店舗の実績のV字回復に2度成功しました。

これは柔道で培った力が活かされた結果です。
「清水さんって、そういうのどこで学んだんですか?」と職場で聞かれますが、その答えはすべて柔道でありスポーツです。

①前に踏み出す力

人生100年時代に必要な社会人基礎力、1つ目には「前に踏み出す力」が挙げられています。

「一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力」
これが前に踏み出す力の概要です。

私が柔道で学んだことの一つに、「結果はすぐには出ない」ということがあります。

スポーツは、"体を動かす"ことで上達します。
頭で理解しても上手にはなりません。そのため、必然的に「失敗」は多くなります。

合わせて柔道などの「コンタクトスポーツ」は相手がいます。
自分が理想的な動きをできたからといって、それが成功で終わるとは限りません。

私は失敗を繰り返す中で、
「振り返る習慣」と「上達する確信」という2つを得ました。


「失敗」とは別に悪いことではありません。背負い投げに入って相手が投げられなくても、ただそれだけです。
大事なのは、そこで「なんで投げられなかったか」を自分に問うことです。
失敗の元を探して修正する。それを繰り返し行う習慣が身につきました。

そして、失敗と振り返り、修正を繰り返すことで成功するタイミングがあります。同じ間合い、同じ相手に背負い投げを入って、相手を投げれるようになります。
それを繰り返すうちに、「失敗はつきもの。最初はできないけど、続けていれば上手くなる」という確信を得ることができたのです。

これが仕事でも「前に踏み出す力」として活かされています。

初めて上司とロープレを行った時には、あまりに言葉が出てこずに自分に失望しました。

しかしながら、その「失敗」を「失敗」として終わらせない術を持っていたので、「どうすれば良くなるか」を振り返ることが"当たり前に"できたのです。

また、私が副店長・店長へとハイスピードで昇格できた理由に、「アピール」というものが含まれています。
これも「上達する確信」があったので、失敗を恐れずに"前へ踏み出す"ことが"当たり前に"できました。

失敗への恐怖心は、失敗と振り返りの数に反比例していきます。
すなわち、私は柔道を通して失敗をしすぎていたために、前に踏み出す力が身についていたのです。

②考え抜く力

人生100年時代に必要な社会人基礎力、2つ目には「考え抜く力」が挙げられています。

「疑問を持ち、考え抜く力」
これが考え抜く力の概要です。

冒頭で、「社会人基礎力とは、3つの能力とそれぞれを成り立たせる12個の要素がある」と述べました。

「考え抜く力」を成り立たせる要素としては、次の3つが挙げられています。
・課題発見力
・計画力
・創造性

スポーツを上達するにも、仕事で成果を残すにも、まずは「現状と理想のギャップ」すなわち"課題"を見つけることから始まります。

スポーツと仕事、どちらも課題解決の連続ですが、まずはそもそもの課題を見つけなければなりませんよね。

柔道を続けたことで得たものの一つに、「逆算思考」があります。
掲げている目標に対して"逆算"して考える習慣が身につきました。

「県大会優勝」という目標に対し、今自分が足りていない要素を分解し、取り込める課題レベルまで細分化する。

その課題を埋めるための期間や行動を定め、計画的に取り組んでいく。
まさに、「考え抜いて」柔道を行っていました。

体を使うのは練習の時だけです。
それ以外では"どうしたらもっと強くなれるんだろう?"と考えるしかありません。自ずと「考える習慣」がつきました。

③チームで働く力

人生100年時代に必要な社会人基礎力、3つ目には「チームで働く力」が挙げられています。

「多様な人々とともに、目標に向けて協力する力」
これがチームで働く力の概要です。

まさにスポーツの醍醐味ではないでしょうか?
同じスポーツをしているとはいえ、人の性格など十人十色です。
多様な価値観を持つチームメイトと、時にはぶつかり合いながら目標達成へ向かうもの、それがスポーツです。

私が大学生の時、柔道部は60人〜70人ほどいました。
柔道は個人競技ですが、団体戦があります。
そのため、おおよそチームの目標は団体戦の結果になります。

レギュラーなど10人ちょっとです。
それでも、レギュラーでない約50人はレギュラーと同じ目標を目指して協力しあうのです。

決して人任せにせず、他力本願にならず。「自分が人のためにできること」を各々が考え、チームのために動きます。

仕事でも同じですよね。
確かに仕事では、"年齢"という大きな多様性も出てきます。

しかしながら私は、柔道部としての生活を通す中で「協力には"傾聴"が不可欠だ」と気づいていました。

相手から信頼され、自分の意見を通す術を自然に身につけていたのです。
誰に教えられたわけでもありません。

同じ目標に邁進する組織に身を置いていたことで、「チームで働く力」を備えることができました。

まとめ

いかがでしたか?

スポーツは人生の教科書であり、
部活動とは会社の縮図です。

経済産業省が掲げている「社会人としてのOS」は、スポーツを通して身につくものばかりでした。

振り返りと参考程度に、3つの能力と12の要素を記載しておきます。
1.前に踏み出す力
 ①主体性
 ②働きかけ力
 ③実行力
2.考え抜く力
 ④課題発見力
 ⑤計画力
 ⑥創造性
3.チームで働く力
 ⑦発信力
 ⑧傾聴力
 ⑨柔軟性
 ⑩状況把握力
 ①①規律性
 ①②ストレスコントロール力


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