自己愛性パーソナリティ障害の人に苦しめられていることには声をあげた方がいいと思う件

こんにちは
よっしーです

自己愛性パーソナリティ障害というものをご存じでしょうか。
この障害の人の特徴として、一言で言えば「自分が特別だと思っていることによって、周りの人を困らせ、うつ病にさせたりする」というようなことで、自分が特別という認知の偏りが強い人ですね。

自分には才能があり、すごい人間であるということを、妄想的に思っているため、横柄な態度をとります。
また、常に賞賛や注意を浴びてないと気が済まなくて、他人が賞賛を浴びているのを知ると怒りだしたりもします。（単純に体や口に出すかはわかりません。巧妙に嫌がらせをするかもしれません）
また、人を利用する側面もあります。
また、共感性が欠如していて、人が傷ついていることをわかろうとしないので、相手が傷つくことを平気でやったりします。

もっと具体的に言えば、いわゆるパワハラ・モラハラ上司のような人や厳しい父親というのがよくあるパターンのようです。
相手が嫌がっているのに無理やり自分の主張を通そうとしたり、ことあるごとにマウントとってくる、近くにいると厄介な人というイメージでしょうか。
ところが、社会的・経済的にはある程度成功しているパターンが多いようです。
自己愛性パーソナリティ障害については、本人はあまり困っていなくて（自分の思い通りにしているので）、周りがとても困っているケースが多いようです。
それで、声をあげた方がいいと思いました。
自己愛性パーソナリティ障害の人は、自分で気づいて治療に向かおうとすることは極めてまれで、しかもこの障害の改善は、本人のかなりの覚悟が必要だそうで、待っていても何も状況は改善されないのです。

自分も少なからずこの障害の問題を持っている気がしました。
というより、人間なら誰でも自己愛性パーソナリティの問題は少なからず持っていると思います。
ちなみに僕は以下に書く「境界性パーソナリティ障害」の問題の方が持っているかなと思いました。こちらはいわゆる「メンヘラ」といわれるような人があてはまると思われます。

メンタル系の病気や障害の分類について

パーソナリティ障害にもいろいろあり、一応これも精神科の領域のようです。
そこで、これまで自分が知ったかぎりのメンタル系の病気や障害の分類について俯瞰してみました。
※あくまで一般人として

１．うつ病、不安障害、統合失調症など、モノアミン仮説系のもの
うつ病をはじめ一般的に精神疾患として認知されていると思われるものです。モノアミンのうち、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンがこれらの精神疾患と密接な関連があるとされます。
ノルアドレナリン、ドーパミンの分泌量が狂うとそれぞれの精神疾患を引き起こすとされています。
よく、セロトニンを活性化しようと言われるのは、セロトニンがノルアドレナリンやドーパミンの分泌量を調節してくれるからですね。
ですから、うつ病も不安障害も統合失調症なども、薬以外でできることはほとんど同じ、と理解しています。

２．発達障害系のもの
いわゆるADHDとかASDとかです。
これらは僕も一部の名前と存在を知ってるだけで、詳しいことやこれに苦しんでいる人のことはよく知りません。
確か、岡田斗司夫さんが、発達障害については「精神科医が儲けようと思って作り出したもの」と言っていましたが、自分はこれに苦しんだことがないと思うので何とも言えませんが、精神科医の人が発達障害について発信していたりしているようなので、精神科の治療対象でありメンタル系の病気の１つの分野であると思います。
ちなみに「HSP」は治療対象ではありませんので病気ではないと言われます。

３．パーソナリティ障害系のもの
今回取り上げた、自己愛性パーソナリティ障害は、たくさんあるパーソナリティ障害の１つです。
除外診断ということで診断されることが多いようで、つまりうつ病でも不安障害でも、発達障害でもないなとなったときにパーソナリティ障害かなと診断されるというものです。
すべて列記すると以下のようになります。
（PD=Personality disorder 「パーソナリティ障害」）

●A群
　・妄想性／猜疑性PD
　・シゾイド／スキゾイドPD
　・統合失調症型PD
●B群
　・反社会性PD
　・境界性PD
　・演技性PD
　・自己愛性PD
●C群
　・回避性PD
　・依存性PD
　・強迫性PD

４．その他？
そのほかにも、例えば兄は強迫症と診断されているようですが、これは上記の強迫性PDとは異なるようです。
強迫症はどうやらモノアミンとも関連がないようですので、上記３つとはまた別の精神疾患のようですね。
PTSDとかも聞きますしね。