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昔、新卒7ヶ月で辞めた時の話

ヨッシーです。こんにちは。

noteの最初の投稿にチラッと書きましたが、私、新卒入社した職場を7ヶ月で辞めてるんですよね。(豪快に笑う)
その時の自分の決断と、退職したこと自体に後悔はないですけど、後から考えると「こうすればよかったな」って思うことがあります。

それは【人に相談する】ということ。

若い頃の私は【根拠のない自信】に満ちあふれていて
白黒ハッキリ自分で決める。
「こうだ!」と思ったら一直線。
やたら高速な決断。・・・などの傾向が炸裂しておりました。

短大の退学届も親に相談せず出しちゃったり。(結局辞めなかったけど)

ということで、ピンチな状況に陥ってるのに、誰かに相談してみることが後回しになりがちな方に向けて書いていきます。


新卒入社した職場はいいところでした

バブルの残り香が漂う頃。地元の短大を卒業後、全国にチェーン展開しているホテルに入社した私。
総支配人ほか各部署の上司の方々はみなさん優しくて、かわいがってもらっていました。

従業員食堂ではお客さんが食べるのと同じ食材を使い、作りたてのおいしい食事を用意して下さっていたんですよね。
透明なイカを初めて食べた時なんて「なんでこのイカは白くないんですか?種類が違うとか?」と質問しちゃったんですけどww
新鮮で本当においしいものはこういうものなのだと教わった職場でもありました。

配属されたのは女性だけの部署で、リーダーはぶっきらぼうでちょっと怖そうだったけど、実は人見知りゆえの態度だったと後で知りました。
早番・中番・遅番の3交代シフトで、事情で急に休む人がいると、早番の人が長時間勤務になる時もあったけど、お互い様❤の気持ちで協力して乗り切るメンバーでした。

睡眠不足と遅番の恐怖

早番・遅番勤務は変則的な生活時間になるので、とにかく眠くて通勤のバスでは寝っぱなし。
やたら目が痛いのを我慢してたら視力が下がっていて、2.0から0.7くらいに落ちてビックリでしたね。
もう…視力がいいのが自慢だったのに…睡眠不足はいかん。

仲良くなった同僚もいて、楽しく働いていた遅番のある日。
従業員出口から出て少し歩くと、知らない男の人がこっちを見ていて「こわいなぁ。なんか嫌だなぁ」と思いながら通過しました。
同僚に「こういう人見たことある?」ってきいたら、「同じ時間帯にいて、ちょっとこわい」と言っていました。

遅番の帰り。
最寄りのバス停で降りて自宅まで歩く途中、後をついてくる人が現れました。
こわいので家族に話したら、次からはバス停に迎えに来てくれましたが、家族がいても後をついてきたんですよね。
家も知られてるし、こわいのなんのって。

ちなみに同僚は遅番の帰りはタクシーを利用していました。
親御さんが心配してタクシー代を負担していたそうです。
仲良しだった彼女はガチお嬢で、上質な洋服は全部お母さんが百貨店で用意したものだったし、もうね、働かなくてもいいんじゃないかと(笑)
私は給料からタクシー代を捻出するのは負担が大きくて、非常に悩みました。

遅番になる曜日は変動しているのに、いつも待機しているということは、毎日そうしていたのかな。
迎えに来てくれる家族に何かあったら・・・とも思うし、怖くて仕事どころじゃなくなりました。

辞めると決めるまでは、そんなに長くかからなかったと思います。
とにかく怖い思いをせず、安心したかった。離れたかった。

すぐ会社に報告(相談)してほしい

遅番の通勤に支障が出ているということ、退職の意向を伝えるまで、上司には相談していませんでした。
当時の私はただただ怖い状況から離れたくて、辞めることしか考えなかったんですよね。(状況を説明するのもこわい)
たらればだけど、途中で相談していたら何か配慮してもらえたのかもしれません。
通勤費の補助は無理としても、遅番がない部署に異動とか・・・。

本来なら、まずは支障が起きた段階で、上司に「実はこういうことがあって・・・」と報告(相談)するのが筋です。
もう30数年前のことなので、時代の背景的に危機管理意識も今とは違ってますけど、女性にとってはちょっと話しにくいことであることには変わらない。
ですが、もし、通勤途中や仕事中にこわいことがあった方は、会社に報告(相談)して、なおかつ必要に応じて適切な機関に相談してほしいです。(今は昔より物騒だと感じます)

まとめ

私の場合、遅番の恐怖に加えて、睡眠不足や視力の急激な低下など、体に負担がかかっていたということもあって、退職の意志が早急に固まったし、何と言われようと辞めるつもりでした。
でも、後から思うのは、ピンチに陥った時はまず人に話してみた方がいいということ。
結果的には同じだったとしても、1つ段階を加えた方が人生がラクになると思います。

今回のような件以外でも
なにかとひとりで抱え込むタイプ、人に頼れないタイプ、完璧主義の人などは、「人に話す(相談する)」ことを意識しておくと、しんどさが減るんじゃないかなぁ。

✿追伸

履歴書的にはビミョーですけど(再度豪快に笑う)私、退職してよかったと思ってます。
現在に至るまで、山あり谷あり~V字の角度がキツかったりしますけど、いろんな人と関わって、いろんな経験ができたから。

いわゆる「普通」からちょっと外れた自分の歩みが、何らかの形で誰かの役に立ったら嬉しいなぁと思うので、この後も少しずつポンコツ話を書いていこうと思います。(書けないネタも豊富ww)

それでは今日はこの辺で。

ヨッシーでした。

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