マガジンのカバー画像

40代からの大人修学旅行

37
旅の記録に使います。 風光明媚よりも、歴史ある地を優先的に。足から学ぶマガジンです。
運営しているクリエイター

2022年12月の記事一覧

ゲストハウスで迎える朝

ホテルと違って
宿泊客同士の距離が近い
だからこそ開口一番 最初の挨拶が早い

昨日は旅が趣味という初老の男性と
小一時間は旅話で盛り上がった

ほろ酔い気分も手伝って
登場する地名にあれやこれやと話を盛り付ける
料理だけでなく
こういう出会いも美味しい

夜は宮古市でチェックイン
伊集院光が深夜ラジオで紹介した
居酒屋へ

どんこ(深海魚)のたたき
いかの腑焼
宮古の日本酒

どれも美味しいけれど
一番楽しいのは店員さんと
地元の話をすること
言葉は美味しい

聖地巡礼続き
こちらも同じ映画の舞台

見た目はただの電波塔
しかし物語のクライマックスに
写り混むことで
違った心象が結ばれる

語りで物と人を繋げるとはこういうことかもしれない

次は聖地
蓬莱島から数キロ離れたところにある
映画の舞台に来た

元ネタは秘密
気づく人だけ気づいてください

大槌町の蓬莱島
ひょっこりひょうたん島の
モデル(の一つ)らしい

近くの石碑に震災の被害の話しと
ひょうたん島の歌詞が刻まれている

辛いときも笑っちゃおう
進め!

なんとも心に残る歌詞だ

岩手の住まいもあと数週間
荷物の整理とともに 行っていなかった場所にも足を伸ばす

今日は宮古市
3.11の史跡と太平洋に臨む予定

文字だけの知識に
臭いと肌触りをつけ足す1日にしたい

横山光輝の『史記』でもそんな風に旅の大切さを描いていた気がする