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他人様の本棚

会社さんの応接室や社長室に通されて、本棚を見つけると、気になって仕方がありません。

ついつい、どんな本が並んでいるのか、しげしげと眺めてしまいます。

松下幸之助さんの本が並んでいると、人を大事にする人情家の社長さんなんだろうな…とか。

稲森和夫さんの本だと数字に強い社長さんかな?とか。

斎藤一人さんの本なら、「ツイてる、ツイてる」と念じなければ乗り越えられないほどのピンチが過去にあったのかな?とか。

「○○業百年史」といったタイトルの分厚い百科事典のような本は、業界団体の付き合いで無理やり買わされたんだろうな…とか。

いろいろと想像をかき立てられるわけです。

昨今のコロナ禍で会社さんに直接お邪魔する機会が減ると、本棚の覗き見願望がむくむくと湧き上がってきます。

そんな私は最近ようやく学びました。その衝動を抑える術を。
あの「メルカリ」です。

メルカリで本を出品している人は、たいてい本を何冊も出品しているわけですよ。

出品一覧が公開されているので、いくらでも、好きなだけ、合法的に他人様の本棚?を覗き見できます。まさに神アプリです。

この出品者は金融関係だな…とか。

ずいぶん前から社労士資格狙ってたんだね…とか。

奥さん、旦那の本棚から本パクってきたでしょ…とか。

想像すると本当に楽しい。

「えっ、こんな本があったんだ!」と驚かされることもしばしば。

本業にも非常に役立っています。(ホントか?)

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