三十代のひきこもりには、求人広告すらツラい
2週間も投稿を休んでしまった。
というのも、精神的に不安定だ。
何か行動しなくちゃいけないという焦燥にかられ続けるし、エゴが首を絞める。
そもそも、何に取り組んでいいのかわからない。
胃がずっと痛い。
30代のひきこもりには、外出すら、億劫なので、ひたすら、youtubeで、猫を観ていた。
焦燥感で、おかしくなりそうになったら、散歩をしていた。
多い時だと、1日4回も散歩に出かけ、10km近く歩いていた。
2週間振り返ると、何もしていない。
映画は、キーラナイトレイが出演していた『つぐない』、『モンティパイソン』、デビットリンチの『ブルーベルベット』、amazonプライムに入った『グランツーリスモ』を観た。
友人から勧められた『インビンシブル』をシーズン2を観て、出てくるキャラクターを忘れていたので、シーズン1から見直した。
最近は、amazon originalの『Fallout』を観ている。
6話まで、観た。
昨夜、別の友人から久しぶりに電話に出ると、
"プログラミングの勉強のために、raspberry piで、勉強しようかな"
という相談だった。
そもそも、目的がいまいちわからない。
[何をしたいか]がわからない。
業務改善らしい。
物理的なことは、arduinoの方が格安だし、サーバを作りたいなら、Book offで、格安のpcにubuntuをぶち込めばいい。
そう言っても、
"raspberry piは、教材が多いし、知人が研究用ロボットを作った"
という返答で、聞き入れてもらえなかった。
何より、ひきこもりで、鬱々な状態の自分には、友人の前向きな勉強への意欲を聞いてられるような心情では、なかった。
最後に話すことがなくなって、今の自分の状態がダメダメなんで、聞いていて、ツラいみたいな事を吐露して、そそくさと、逃げるように着信を切った。
その後、人から卑下にされる悪夢を観て、飛び起き、自分が嫌になるなと思いながら、また、目を閉じた。
そして、今日は、マクドナルドが食べたいが、ドライブスルーですら、億劫。
なので、家にあったジャガイモで、フライドポテトを気の迷いで、作ってみた。
じゃがいもを剥き、好みのサイズに切る。
でんぷん質を落とすために、何回か水洗いし、20分ぐらい水に浸す。
その後、熱していないフライパンに、じゃがいもを重ならないように並べ、水、塩を入れて煮る。
沸騰し始めたら、中弱火で、6分煮続ける。
バットに並べて、荒熱をとり、1時間放置する。
ボールに小麦粉、片栗粉をそれぞれ大さじ1ずつ入れて、ジャガイモの表面に衣をつける。
というのも、ジャガイモのでんぷんでは、衣が作れないらしい。
ジャガイモを先にフライパンに入れてから、140度の少量の油で、揚げていき、茶色のところが出てきたら、180度くらいで、3分揚げる。
バットに上げて、ボールに塩と胡椒とうまみ調味料、一味唐辛子を好みの量入れて、混ぜる。
我ながら、満足のいく出来だった。
教訓となったのは、ジャガイモは、火をつけた後に入れると、煮崩れを起こすらしい。
そんな感じだ。
これが今の自分の全力かもしれない。
たばこを外で、吸っていると、よく野良ネコに出くわす。
マンチカンのシャム猫だ。首輪はない。
ぼーっと、観ていると、数秒、こちらを凝視して、何もなかったように、去っていく。
エサをくれるのかと伺っているのか。単なる関心なのか。わからない。
自分は、勝手に、"ゆっくり行きましょうよ"と小さい猫の後ろ姿に感じたりしている。