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【百年ニュース】1921(大正10)1月9日(日) 第2回東京箱根間往復大学駅伝競走2日目。明治大が逆転で総合優勝(14時間39分01秒)。2位東京高師,3位早稲田。ゴール付近日比谷交差点を警備中の巡査,前田喜太平は沿道の観客の興奮に触発され,選手が来る度に並走。職務怠慢で警視庁を即日解職されるハプニング。

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03日比谷公園

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解職された前田喜太平元巡査は心機一転,日本大学を受験し合格。駅伝部に入り翌年第3回箱根駅伝に出場10区を走る。1925(大正14)第6回大会では花の2区を走り区間賞。のち前田は帝京大学の前身,帝京中学校の初代理事のひとりとなる。

日本大学


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