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【無料note】100万人に1人の存在になる方法

●100万人に1人の存在になる方法

現在はサラリーマンや公務員であっても、3つのキャリアのかけ算をして、「キャリアの大三角形」を形成することで、あなたは100万人に1人の「希少性」ある人材に変態することが可能だ。

年間に100回を超える私の講演での反応を見ると、「20代で就く1つ目のキャリアで1万時間(5年から10年)夢中になって仕事をすれば、それが営業であっても経理であっても宣伝であっても、100人に1人の営業マン、経理マン、宣伝マンになれる」という話には説得力があるようだ。

また、「2つめのキャリアは、30代における会社や役所での異動かもしれないが、営業から営業企画でもいいし、経理から財務でも、宣伝から広報でもいいから、左の軸足が1万時間で定まったら、右の軸足を定めるつもりでやっぱり1万時間頑張れば、そこでも100人に1人の企画マン、財務マン、広報マンになれる。そうすれば、結果的にこの2つのキャリアのかけ算で、100分の1×100分の1=1万人に1人の希少性を確保することが可能だ」という話も同様に共感を呼んだ。

ここまでで、ホップ、ステップまで進んだことになる。

ところが難しいのは、この次のジャンプのやり方だ。

「キャリアの大三角形」と名づけているように、底辺が決まったら(左と右の軸足が定まったら)、もしくは2つのキャリアのかけ算が完了したら、次にどこへジャンプするかがあなたの将来の付加価値を決める。

三角形では、頂点が底辺から離れていて、「高さ」が高いほど面積が大きくなることは自明だ。この三角形の面積こそが、「希少性」の大きさを意味するのである。だから、面積を大きくして、あなたの「希少性」を高めるためには、できるだけ遠くへ飛ばなければならない。

「オリンピックのメダリスト級」の100万人に1人の存在になるというのは、どの世界で戦うか、オリンピックで言えば、どの競技で戦うのかは、自分の判断に委ねられる。

たとえば、20代、30代は「営業」の世界と「広報」の世界でキャリアを重ね、それぞれ100人に1人の存在になれたら、40代で「旅館経営」の世界にジャンプしてもいい。

「旅館経営」でも1万時間経験を積めば、やはり100人に1人の旅館経営者になれるだろうから、「営業」と「広報」の経験も生かしながら100分の1×100分の1×100分の1=100万分の1の「希少性」が確保できるだろう。

最初のキャリアを旅行会社からスタートして「ツアコン」として腕を磨いてから、30代で子どもの頃から好きだった犬とともに生きる世界に身を転じ、犬の訓練士としてのキャリアを積んでから、介護の世界にジャンプしてもいい。

この場合には、「入所しているお年寄りを旅行に連れ出すこともでき、施設で飼っている犬でドッグセラピーもできる、たいへん希少な介護施設の介護士や施設長」というユニークな立ち位置が保証される。

「オリンピックのメダリスト」のアスリートは、縦に高いピラミッドの頂点。それに対して「オリンピックのメダリスト級」のビジネスパーソンは、横に開けた世界で、ただ1人、自分だけの「旗」を立てるイメージだ。

だから、金メダルを取るのに99万9999人を倒す必要はない。

1つの世界で100人に1人を達成することを3つかければいいだけだから、最後は、自分自身でビジネス、つまり競技のルールや競技の場所を決めればいいのだ。

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