自己実現と自己表現
多くの人が、今この瞬間も自分を表現し自己実現したいと渇望している。
・・・でも現実ではそう上手くいかない。
・・・そうするうちに鬱屈とした気分を募らせる。
そうした不平不満は何かしらの支配のもとに自発的に起こる心の動き。
それはつまり自らが作り出した抑圧されているという幻想。
その一方、いつしか己の中の幻想が自己表現のトリガーとなり、自己実現への近道となる。
だから誰でもない輩のお気持ち表明は不要。
何故ならそれって自我の声だから。
誰彼構わず等しく頭の中で鳴り響く声だから。
当たり前のことには同調したくてもできるわけもない。
だから自分だけの声を届けなきゃ、せめてその創意工夫に時間を使おう。
当たり前に自分の中から出てくる自我の声を、その都度律儀に外に出していたら時間がいくらいくらあっても足りないよ。
そうではなく、自分だけの声、心からの魂の声を表現しなきゃ。
それにはみんな耳を傾けざるを得ない。
これが自分を生きる、あるがままを表現するってそういうことじゃない?
でも何気ない話題でもたくさん「イイネ」貰ってる人っているよね?
好きな食べ物の話とか、天気の話とか。
それはすでにその人が一角の人物になっているから。
その人の存在自体が尊いから、であればこそ波長の合う人々が耳を傾けてくれるの。
本当にただそれだけ。
だからその人たちのように、まずは自分だけの場所を見つけて確保し、自分らしさを磨かなきゃ。
その上で自分の中の魂の声はどう表現しようとも自由。
そこに正解はない、ただ自分らしくあればいい。
ほらね、自己実現なんて簡単、ありのままをいかに表現するかだから。
いつも本当にありがとう。 これからも書くね。