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“小さな悟り”から思うこと

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住職である枡野俊明さんの本「小さな悟り」 一章 人生に迷ったら 二章 人間関係に悩んだら 三章 仕事で困ったら 四章 老いを感じたら 五章 将来が不安なら 全部で99の考える機会… もっと読む
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2023年4月の記事一覧

最後まで「やりきる」

あと10分で結論出る?会議の例えを読んで、スッキリせずに色々と考えてしまった 「あと10分で結論が出る」と思うことも確かにある しかし、そう思って延長して10分で結論が出ないことも多いのではないか そんな経験が多いのです 先送りではなく「今回の結論を出す」「次に繋がる課題を提示する」 そんな判断が必要な時もある 10分延長すると、「出席者の人件費がどれだけかかっているか考えろ」と 指摘されるような場面に何度も遭遇した 延長して結論を出すようになると、時間内に結論を出す意識がな

「野心」を捨てる

若い時は「野心」をもてそんなことを思う 平和で便利な世の中 受け身で与えられたことだけはやる 成長したいけど教えてくれないとわからない そんな若い時期を過ごすよりも 教え方がイマイチなら自分でやってやる 先輩や他の人を追い越してやる 先回りして言い返せないくらいにしてやる いつか見返してやる それくらいの気持ちを持ってエネルギーに変える それくらいの熱意が欲しいくらい 「野心」を持っていたか?20代の頃は持たないとやっていけなかった 周りの人を害してやろうくらいの「怒り

力量を広げる

部活の経験が役立っている中学は駅伝部、高校は陸上部で駅伝を中心に中長距離を走り 20歳から35歳までは菜の花マラソンに毎年参加しては 「何故エントリーしてしまったんだ」( ;∀;) と思いながらも趣味で走り続け 関東に来てからも、横浜駅伝に職場の仲間と数チームつくって 毎年参加したり、ハーフマラソンなど楽しんでいました そして、陸上部の監督で人生の恩師が他界された後から 登山をするようになりました うさぎと亀のどっちタイプ?効率よく結果を出せるように 遠回りせずに近道を探し

忙しい?それはすばらしい

よく出ちゃうセリフ「目の前のことに追われる」 「予定していたことが何もできなかった」 「仕事の期限、準備が間に合わない」 「体がひとつじゃ足りない」 よく職場で耳にしていた 僕もよく口にしていたかもしれない 追われる日常業務管理や整理が得意ではなかったから 不得意なりに自分の方法をみつけようとしていた なかなかこれってしっくりくる方法は見つからず アナログでシンプルが一番だった 予定は立てるけれど ・電話が鳴れば対応する ・外来の患者さんの対応を求められれば動く ・医師

“一人舞台”から降りる

ひとりがやりやすいって思う私一時期「ひとりの方がやりやすい」と思う事あった 時々「ひとりの方がやりやすい」と思う事もあった 自分がやたほうが早いとか 自分でやった方がもっと丁寧にできるとか 若い頃は、私Bが結構いたような気がする 人と協力しながらやることは増える 私Aが育っていくけれど どこかで私Bが私Aを覗いていて 自分が成長したい、自分がいい仕事をしたい、自分が認められたい そんなことを囁いてくる 成長するとチームでやることも増える 私Aがチームの有り難さを理解でき

「あれも、これも」をやめる

あれも、これもやってたー( ・∇・)身に覚えのある内容でドキッとする タスク管理方法をずいぶん悩んだ記憶がある 24時間が短すぎると思っていた できるようになった事は嬉しい 質も上がればさらに嬉しい できることは手放しにくくなる けれど、後輩へ引き継いで手を引くこと どうやってできるようになったか どんな工夫をして質が上がったのか 苦労したことほど教え甲斐があるもの 後輩が苦労するところが同じだと嬉しくなる 違う苦労をしていると、こちらも学ぶ機会になる あれもこれもは質

人間関係は「合わせ鏡」

自分では気づいていないもの出していないつもりの感情 「好き」「羨ましい」「嫌い」「苦手」「怖い」 いろんな感情を抱いていても 大人な対応をして冷静に振る舞っている と思っていても どこかで伝わっている事が多い そういう事かもしれないですね( ・∇・) それくらい自分を客観的に見れていないものです 感情が伝わって返ってくる「好き」も気をつけた方がいいこともあります 「好き」にも色々ある 「好感が持てる」「気になる存在」「とっても好き」 「嫌い」も同様に色々ある 好きでも度が過