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“小さな悟り”から思うこと

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住職である枡野俊明さんの本「小さな悟り」 一章 人生に迷ったら 二章 人間関係に悩んだら 三章 仕事で困ったら 四章 老いを感じたら 五章 将来が不安なら 全部で99の考える機会… もっと読む
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人生も命も、すべて「レンタル」

人生で得たものは、何一つ自分のものではありません。そういう視点はなかったΣ('◉⌓◉’) 誰目線か、どの時間軸か、変えてみると、そうかもしれない。 人生で得たものは宝であり財産だと思う。 様々なご縁や経験から得たものは尊い。 子どもや孫がいてくれるのも尊い。 自分のかけがえのないものです。 「自分のものではない」という言葉に ひっかかりがあるし、すぐに納得できなかった。 「レンタル」と思えるメンタルを育てるレンタル⁉︎Σ('◉⌓◉’) レンタルかぁ・・永遠ではないから

無理に白黒つけない

白もあれば黒もある善もあれば悪もある 光があれば影もある ポジティブもあればネガティブもある 好きもあれば嫌いもある 生もあれば死もある 平等があれば不公平もある 安全もあれば危険もある 安心もあれば不安もある 喜びもあれば怒りもある 個別化もあれば標準化もある 挙げればキリがないくらいの対がある。 二択の中にも、二択の間にもグラデーションが無数にある。 けれど、二択か三択くらいで判断してる情報が増えた気がする。 興味をひく言葉だけを目立たせたり、切り取ったり。 シンプル

失うものなど何もない

本音は失うのは嫌「大切にしたい」と思うものほど、失いたくない気持ちが強くなる。 物でも人でも、技術や知識や記憶も、組織や仕組みなど手掛けたものも 手放すことも、離れてしまうことも、失ってしまうことも嫌だった。 子供の頃は特に「自分のもの」と思うと執着していたと思う。 お小遣いもほぼなかった。 スーパーで「買って欲しい」と泣き叫んでも親は先に帰ってしまう。 裕福ではない環境で、やっと手に入れた時の嬉しさも大きいだけに、失うことを恐れ不安になる心理が強く育ったかもしれない。

感極まったら大いに泣く

涙もろくなるのは・・感情豊かだからだけではない 頑張ってるから、真剣に想っているから 後悔があるから、取り返しがつかないから、悔しいから 本当に大切なものを失ったから とても感動したから そんな経験を積み重ねてきたから 経験したから影響をうけるどんな経験をして、どんな気持ちになって、どんな受け止め方をしたのか 何にどんな影響を受けたのかは様々 傍にいてくれる人がいる、いないによって その人の態度や言葉によって 変わるものだろう ただ誰かの影響はうけている 影響をどう受け

生きている実感をつかむ

幸運体質づくりしてなかった幸運体質づくりは単純なことかもしれない だから、難しいのかもしれない 僕はのんびりしてるように見られるのに(*゚▽゚*) 気持ちは忙しく時間を過ごすことが多かった 気分転換しようといろんなことをやってみた いい効果はあったと思うし趣味も増えた でも のんびり過ごしているようでいて 時間に追われていたかもしれない 不運体質、不健康体質づくりやってませんか?テレビ、ネットサービス、SNS、アプリ、ゲーム いろんなもので時間を埋める人が増えてい

身の丈を知る

「入ってきた額しか使えない」時代ではない生活スタイルや価値観でも違うと思うけど「入ってきた額しか使えない」時代ではなくなったね。 「お金」が「現金」だけだった時代から「クレジットカード」「電子マネー」「仮想通貨」「投資」使い方が広がった。 気をつけないと「入ってきた額より多く使ってしまった」状態になる。 「計画的なローンを組んで支払っていく」そんな誘惑も増えた。 「初回無料」「3ヶ月無料」「6ヶ月無料」「オプションがお得」なんてお得感を全面に出して、結局誘惑に弱いお客を獲得

「どうにでもなれ」と思ってみる

思考が引き寄せる現実確かにそうかもしれない これは難しいな、間に合わないな、そんなことを思うと そうなる・・実は、自分がそうなるようにしている なんとしても間に合わせる!出来るところまでやり切る! 無理しても頑張って、結果はどうであれやり切った経験は残る こんな気持ちの時は、なんとかなっていることが多い 「諦念」ってネガティブ?諦めに念じる・・「道理を悟る」 「諦め」にネガティブな印象を想像してしまう なぜネガティブな印象を持っているのか 「諦める」ことは良くないことと

坐禅をしてみる

坐ることからテレビもラジオもつけない スマホやパソコンでmailやYouTubeやSNSを見ない ただ坐ってみる 目を閉じて、呼吸を意識してみる 自分と対話がはじまる 確かに無心になるのは難しい いろんな雑念が浮かんだり、考えたりするものじゃないだろうか それでいい、そんな自分と語り合ってみればいい 以前、書いた記事を読んで自分でも改めて大事だと思う 誰かと語り合うことも大切だし また、時には自分と語り合ってみるのもいい そして、禅となる坐してみると、何か浮かんでき

心配事の9割は起こらない

よく起こるんだよな・・って感想直感的に、こうなりそうだな・・ 明日、1週間後、1ヶ月後・・ そう思って行動しているということかもしれない と思うけれどね それならいい結果になる行動すればいいけど これは・・不十分に終わるな・・ 思った時はそうなることが多い(。-_-。) その時の自分のモチベーションもあるかもしれない 周囲の空気を感じて思うことでもある どんな影響があるから目標達成には・・・ そんなネガティブなことをよく思う 心配するけどね、やってみなよって話だよね 心配

目先のことだけに対処する

自分の心がつくり出す不安は自分がつくりだしているということ その不安を大きくするのも自分自身 自信がないからかもしれない 準備ができていないとか経験がないとか苦手だからとか 無意識に上手くいかないイメージを持ってしまう ということは 楽しくなるかもしれない 苦手を克服できたらすごいぞ 上手くいかなくてもいい経験にして学んでやろう 意識的にいいイメージをつくることもできる ってことだよね 目の前に出してごらん僕なら書き出してしまうかも 何が不安の要因なのか それは何故なの

やれるだけのことを、やる

心配になること予測が立たないことってあったかなー ・先生に「職員室に来るよう」言われ、(え?何?やべぇ)ってとき ・先輩に体育館の裏に呼び出されたとき いや、これはさぼったり準備が十分でなかった時のやつですね( *´艸`) ・台風が近づいて直撃しそうなとき ・竜巻が近所で発生したとき 自然の力には逆らえないことが多いですからね あとは何があるだろう ・合格発表を待っているとき ・手術がどうなるか当日終わるまで ・警察から連絡がきたとき ・電車が人身事故で止まっているとき そ

「生前戒名」を授かってみる

性格、趣味、座右の銘、好きな字自分の戒名を考える訳ではないですが、箇条書きに浮かぶものを書き出してみようと思います。 性格 ひとりが好き 人に合わせないと不安だけど人と違うと思っている 真面目かもしれないけど不真面目かも 人見知り きれい好き 穏やか 頑固 90%完璧主義 愚か者 矛盾が気になる 人の話を聴くのが好き 頼まれると断りにくい 粘り強い 趣味 走ること 歩くこと カフェや美味しい店めぐり 映画鑑賞 山登り 音楽(ギター、

死ぬときは死ぬ 「小さな悟り」から

今回は、刺激の強いタイトルですが、命を大切にという思いで書いています。ですが、無理に読まないようにしてください。あくまでも、個人の経験や思いを書いています。 潔さを維持するのは難しいその潔さを常に持っていられない 未練はないと思う時もあれば 別れたくない未練たっぷりな時もある やり切った人生の充足感がある時もあれば まだまだやりたいことがある時もある 寿命もあれば事故もある なかなか割り切れない場合もある そんなに潔く日々を過ごせていないと思う 「定命」なのだろうか8月は

「長生き」を目標にしない

長生きしたくない気持ち若い頃はそう思っていた なんでだろう 将来に望む気持ちがなかったからだろうか 世の中にも自分にも期待していなかった 大人になるとズルくなると思っていた 長生きしてみたい気持ちどんな世の中になるのか見てみたい 子供や孫たちの成長を見てみたい 自分の人生は選択できるけれど 寿命は選択できない いいズルさと悪いズルさがあった 「死に切る」は「生き切る」道元禅師の教えは知っていた なんとなく分かる気はしていた 50年生きる経験で少しわかってきた ただ生きる