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坐禅をしてみる


「坐禅をしても、頭の中にいろいろなことが浮かんできて、なかなか無心になれない」とおっしゃる方がいますが、浮かんできたってかまいません。それにとらわれないで、右から左に流していく、そのコツを覚えるといいでしょう。たとえるなら、静かな水面に小石を投げた時のようなもの。広がった波紋をなくそうと手を入れず、そのままにしておくと自然と静かな水面が戻ってくる。そういう感覚です。
 やり方を覚えたら、自宅で寝る前に坐禅をする習慣を持つことをおすすめします。ぐっすり眠れて、心配が心配を呼ぶ”負のスパイラル”を断ち切ることができます。

枡野俊明「小さな悟り」p203 三笠書房

坐ることから

テレビもラジオもつけない
スマホやパソコンでmailやYouTubeやSNSを見ない
ただ坐ってみる
目を閉じて、呼吸を意識してみる
自分と対話がはじまる

確かに無心になるのは難しい
いろんな雑念が浮かんだり、考えたりするものじゃないだろうか
それでいい、そんな自分と語り合ってみればいい

以前、書いた記事を読んで自分でも改めて大事だと思う

誰かと語り合うことも大切だし
また、時には自分と語り合ってみるのもいい


そして、禅となる

坐してみると、何か浮かんできて、それに思う自分がいる
自分ともう一人の自分に気づいてみると
禅が始まっているのだと思う

「絶対的な、雑念のない境地を目指す修行」のイメージがあるけれど
もっと身近で、自分と向き合うことなのだと思う


「坐」は自分と向き合う態度のこと

坐は座ることを意味するけれど
「自分と向き合う姿勢、態度」も意味するようにも思います
そう捉えると、立っていても、横になっていてもいい
自分と向き合い語り合う態度をもっていることが大切だと思う


ネガティブになりやすくてもいい

ネガティブになるのはダメと思いがちですが
ネガティブなときは誰でもあります
ありのままの自分と向き合ってみると
水面の波紋がなくなるように穏やかさも戻ります

もしくは、ネガティブにしてるのは自分自身と気づきます
ネガティブになるのは大概は視野が狭くなっている
ずっともっと深くネガティブになってしまうのは
もう一人の自分と向き合えていないのかもしれない

始めはネガティブだろうが、ポジティブだろうが
目を閉じ、吸って吐く息に意識を向けてみると
焦る自分、落ち着かない自分がいても
少しずつ穏やか自分、冷静な自分が現れる
「息」は自分の心です


受診したり服薬したりは上手に

どうしても異常に落ち着かないときは
そんな時は、太陽の日を浴びたり、運動して体を動かしたり
しっかり睡眠をとって体と脳を労わってみるといいかもしれません

どうしても辛かったら早めに受診してみる方がいい
相談してもすぐに予約とれないことも多い
病院やクリニックや薬に抵抗を感じる人も
自分が壊れるより上手に相談することが大切
脳の神経伝達物質が過剰に放出や疎外されると辛くなるだけ
自分と向き合うことも疎外されてしまう


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