見出し画像

「あれも、これも」をやめる

「あれもやりたい、これもやりたい」と思うのはいい。仕事に対する意欲の表れです。しかし心のどこかで、「そうはいっても、自分にできることなど、たかが知れている」とわかっていることも大切です。なぜなら、やりたいことが増えれば増えるほど、できないことが増えるからです。結果、できなかった場合の落胆も大きくなります。
<省略>
 そのうえで大事なのは、「とにかく時間の密度を濃くしていこう」と思うこと。極力、“だらだら時間“を減らすよう努めるのです。

枡野俊明「小さな悟り」p109 三笠書房

あれも、これもやってたー( ・∇・)

身に覚えのある内容でドキッとする
タスク管理方法をずいぶん悩んだ記憶がある
24時間が短すぎると思っていた

できるようになった事は嬉しい
質も上がればさらに嬉しい
できることは手放しにくくなる
けれど、後輩へ引き継いで手を引くこと

どうやってできるようになったか
どんな工夫をして質が上がったのか
苦労したことほど教え甲斐があるもの
後輩が苦労するところが同じだと嬉しくなる
違う苦労をしていると、こちらも学ぶ機会になる

あれもこれもは質が落ちていくし
完璧主義ほど許せない
手の抜き方、協力の求め方、後輩への引き渡し方
何を捨てるかを学ぶことも大事になる


成長を確認するのも大事

できるようになった事は何か
苦労してどうやって習得したのか
できるようになった事は「よくやった!」
と認めることも大事

努力はしたけれど苦手なことは
どんな努力をしたの?
どこが上手くいかないの?
それでも「よくがんばった!」
何を努力してどこが課題かわかれば
それを受け入れて認めることも大事

努力が足りないと思うなら
努力の方法や内容が違ったのなら
試してみればいい
試しても上手くいかないなら
その事実を認識して
できる人に任せよう

どうしても気になるなら
できる人と何が違うんだろうって
それがわかれば諦めつくかも知れない
再チャレンジのヒントになるかも知れない

新人の頃には全てが不安で自信なかった
悩みはずっとあるもので
悩みの中身が変わっている
成長しているってこと
できることも増えて質も良くなってるはず
できないことも理由がわかるようになってきたはず
あとはPDCAサイクルかな


意味のある時間とは

人によって意味ある時間の捉え方が違う
「小さな悟り」にある「・・・沈む夕日を眺めて過ごそう」
そこに意味があると心で思っても
「こんな時間にできることやったっ方が・・」の
思考回路に電気信号が伝わっていく

沈む夕日を落ち着かない気持ちで眺めて
無駄な時間を過ごしてしまったと後悔したり
そんなことは何度も経験した記憶がある( ・∇・)
覚悟を決めて思考回路を切る

意味ある時間を過ごせないと思う時は
リフレッシュの目的や意味を
パフォーマンスを効果的に発揮する方法を
改めて学び直すことも大事だと思う

集中することや拘って頑張ること
脇目も触れずにそうしたことに時間を費やす
それも素晴らしいけれど
意味ある時間を過ごせなくなると
気持ちにゆとりが持てない
いいパフォーマンスが出せない
視野が狭くなっている
悪循環に陥いる


時間も自分も有限

1日は24時間
働ける時間は8時間+α
自分のキャパを超える事は一人でできない
自分軸で自分ができることに拘り過ぎずに
仕事軸でどうやったらやるべき事ややりたい事ができるか
どこまでならできるか
楽しめるくらいのゆとりを持つ工夫をしよう
経験浅い時は、がむしゃらに頑張ることも大事だけどね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?