どうして・どうやって日本の大学🇯🇵からイギリスの大学🇬🇧へ?②


ここでは本格的に私がどのような方法でイギリスの大学に直接入学することができたのかを書いていきます。(需要はないかもしれませんが、もし何かの縁でこの記事を留学したい人が見つけた時のために、、できるならもっと海外の大学に行く人が増えてほしい気持ちがあります。まあその理由も今度書いてみようと思います。)

結論から言うとそれはNIC international college in Japanに入学して、Foundationの授業を選択して、成績を取ることです。簡潔にサラッと書いていますが、意外と時間やお金がかかりました。そもそも、イギリスの大学に入学するためにはアメリカのカレッジや大学と違って、1年間一般教養みたいな授業を受けないといけません。イギリスの大学は基本的に3年間で卒業となります、しかもその3年間の授業は全て自分の専攻のみ!そのため、Foundation (教養課程)が必要になる訳です。(アメリカの場合は2年間一般教養→2年間専門的な授業で卒業できます)。

Foudationの授業を受けるのに大きく分けて二つ方法があります。一つは高校卒業後、直接イギリスに渡英してINTOという大学的な機関(主にどこかの大学の敷地内にあります)で受ける方法。二つ目は、とても特殊ですが、NICという日本にある英語教育機関で受けることができます。私は後者を選びました、なぜなら最初はアメリカの大学に行きたいと思っていたからです。NICとは今では世界のあらゆる国にある大学とのコネクションがありますが、元はアメリカの大学の日本校でした。ですが、その教育方法や特有性が広まり今では基本的にどの国の大学に行くことができます詳しくはリンク(https://www.nicuc.ac.jp/)に飛んでみてください。    
NICでは主にアメリカの勉強スタイルを元にさまざまな授業、提出物を全て英語で行います。そこで得たノウハウはどこの国の教育形式や課題、エッセイなどで使えるので大いに役立っています。一年間授業を行い、終えた段階で基本的には学生はそのまま渡米や渡航をします、ですがイギリスに進学しようと思っている学生のみ、Foundationの授業を半年間で取ることができます。それを終えて、入りたい大学に求められている成績をその授業で取ることができれば無事入学ということになります(これは現地で行うFoundationも同じです)。

ていうわけで私は University of East AngliaでInternational development (国際開発学)を勉強しています。入学する方法としてはそんなところでしょうか。実際私はNICを通して、渡英しましたが現地のFoundationを選ぶ日本人の学生を少なくはないです。また両方の方法を比べるとなるとかなり難しいですが、メリットとデメリットを書いてみます(主観)。

NIC
メリット
・同じような志を持った人たちに出会うことができる 
・正規留学をする前にしっかりと準備をして留学ができる
・様々な国の数多くの大学とのコネクションがあるため、留学先を選ぶ時に       たくさんの選択肢がある
・NICとのコネクションで海外の大学から奨学金をもらえることがある
・世界中のいろいろな企業にNICの卒業生がいるため、就職する時に有利に働くケースがある(就職に困ったらNICを頼ると、いろいろな先輩と繋げてくれるらしい)
・新聞奨学生という制度で学費をカバーできる
デメリット
・NICの授業料が高い(奨学金もあり)
・NICのFoundationの授業を受けるのに追加で授業費が必要

現地Foundation (イギリス)
メリット
・最初から現地でFoundationの授業を受けるので、いろんな友達ができる
・早い段階から、現地の生活に慣れることができる
デメリット
・Foundationの成績が取れて、IELTSの基準を満たさないとな一年以上もずっとFoundationの授業を受けることになる
・海外の授業を受けたことがなかったり、英語でのエッセイが書けたりできないと結構大変そう
・授業料に加え、現地の生活費や住居費がかかる

以上が私の中でパッと思いついたメリットとデメリットです。私が知らないだけで、まだ方法があるかもしれません。ですがどれにしてもある程度の英語力と知識は必要だと思います。この記事を読んで誰かのイギリス留学の参考になればと思います。ではでは



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