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孤独、SNS、家族等に関する雑記



前置き


色々な事があり精神的に病んでしまいました。元々、病んでいる訳ではありますが、久々に大きな波というか、そういうものの煽りをもろに喰らっている状態とだけ申し添えておきます。
年度と言うよりは2024年、いや昨年の10月後半から正直、仕事の事も相まって暗雲が立ち込めていたのは事実ですが、正直、ここまで精神的に調子が悪くなるとは思っていませんでした正直な所。

おそらくですが、2025年入るまでマジで復職は不可能に近いと現段階では判断しています。医師に頼めば医師の一声というか医師の診断書で復職の診断書はいくらでも書いて貰えますが、いくら医師にそれをやって貰っても自分の体調の悪さだけは誤魔化せるものではありません。

さて、ここからは私が思う現代の孤独について考えたいと思います。何の話だよって思うかもしれませんが、これは私が陰鬱としている時に思い浮かんだ事なので書き記しておきたいと思います。もしかして、誰かしらの何かの一助になるかもしれません。いや、毒にも薬にもならないかもしれません。


本題

しんどいと思った時に一番助けを求めるのが難しいのは私の中では家族だと思っています。一番身近なコミュニティなのに?と思われるかもしれませんが、一番身近だからこそしんどいというのが私の経験則です。これは理解出来ない方には理解出来ないかもしれません。それ自体は考え方の違いかもしれないので構いませんが、私はこの問題が何に起因しているのか割と本気で考えています。ネットを探せばもしかして何処かからその答えがみつかるかもしれません。文献もあるかもしれませんし、何かしら研究をされている方々もいるかもしれませんが、それについては一旦は置いておきます。

どうあれです、私の経験上では何か悩みがあった時に一番相談をしづらいのは家族だと思っています。少し考えてみて欲しいのですが、たとえば家族に自分の好きな人に関する悩みを相談しやすいでしょうか? いや、相談しやすいという方もいるでしょう。でも、基本的には家族に自分の好きな人に関する極めて繊細な話はしづらいと思います。理由は私も分かりません。むしろ、好きな人や恋愛の相談であれば家族よりも友達とか信頼出来る人とか、いわゆる他人の方が相談しやすいと思います。それがどういう理由から来るのか私は知りません。おそらく心理学とかなんとか学上では説明がつくんでしょうけど、これも一先ず置いておきます。とにかく、自分に関するデリケートな話題について家族には案外相談がし辛いと言う事は思い当たりませんか?という一つの問題提起だと思って貰えたらそれでいいです。

それで何故か?と考える訳です。

現状、私の中で答えは出ていません。しかし、何かしんどい事があった時に最終的に頼りになるのが家族である事もまた事実であると私は経験上では分かっています。非常に矛盾しています。この二つは常に折り合わない。この折り合わない二つの中で私たちは常に葛藤して生きているとそんな風に思います。

もしかして、これは日本人の国民性なのかもしれません。いや、国民性だけの問題かは分かりません。しかし、どうあれ日本人は他人に迷惑をなるべくかけずに生きていきたいと思う傾向にあるようには感じます。そこにも根源はありそうな気もします。

つまり、一番身近で最小単位のコミュニティが家族な訳ですが、そこに迷惑をかける事を私達は恐れているのではないか?とそう思う訳です。あくまで私の考えている事に過ぎませんので、皆さんが同じ考えである必要性はありません。

一番身近なコミュニティで、なおかつ、生活を共にする人間に対して、助けを求める事のしんどさというのは口では言い表しようのない葛藤があります。今回は私が迷惑をかける側ですが、逆だったこともお互いにあるからこそ“しんどいのが分かっているから余計にしんどい“わけです。

正直、この上記の文章めちゃくちゃ分かりづらいと思いますが、しんどいことを分かっているからこそしんどいというのは他に表現のしようがないなと思ったのでそのまま書きました。

しかし、ふと思ったのですが、この最小単位のコミュニティ(=社会と捉えても良いと思います)に迷惑をかける事のしんどさから逃れたいと思った時に人は死を選ぶのかもしれないとも思いました。家族といえども他人と捉えた時にその家族に迷惑をかけるくらいなら、このコミュニティから離脱してしまおうという事です。

離脱と言っても簡単に離脱出来る訳ではないのが現状です。そうなると自ら死を選ぶという道か、失踪でもするくらいしか選択肢は無いように思えます。実際に家族や大切な人がいるにも関わらず、周りは「何故、自殺をしたのか分からない…」というケースやそういう話はよく聞きます。憶測や推測でものを言うのは良くありませんが、もしかしたら、彼らは抱えていた悩みを最小単位のコミュニティである家族に打ち明けたりする事で迷惑がかかる事を恐れてそういう道を選んだのかもしれません。そういう風に私は解釈もしました。ただし、あくまで私の解釈です。そして、彼らの遺族や彼らの選択肢を責めるものでは無い事をご留意して頂けたら幸いです。

とにかく私の中ではそこまで考えるくらいには追い込まれてたいたのではないか?と考えるくらいに家族に対して何かを打ち明ける、相談するのは並大抵ではない労力や気力が必要である事を言いたかった訳です。無論、上記のはあくまで私の思った仮説みたいなものなので根拠はありません。ただ、そう思うと合点が行く部分も大いにあるなと思っただけです。

それなら、どうすればいいんだよ…と救いのない話になってしまいますが、無論、そういう時の為に医療があるので医療に繋げられる事が出来ればそれがいいのですが、医療に繋げるのは本当に難しいものでして。それに関しては今回の話題から外れるのでしませんが、最終的には家族の支援、理解と周囲の支援、理解と医療の結びつきが必要である事も書き留めておきます。

結論から言いますと、正直、現代人にとって一番自分の悩みを打ち明けやすい場所がSNSなのではないかと思いました。それに関する賛否両論がある事は理解しますが、とりあえずそのまま聞き流して欲しいのですが、

SNSが現代において果たす役割は結構大きいかもしれません。家族という強い繋がりよりもこの弱い繋がりが現代人のメンタルを良くも悪くも支えている部分はあると思います。それは裏を返せば悪影響も及ぼしていると言えます。それは使い方次第だと思います。

家族やリア友に言えない事をネットなら言えるというのはどういう心理なのか分かりませんが、実際にこれだけSNSが発達して、そういう事象を13年くらいは見て来ているので、あながち侮れないと思いますし、私自身もSNSに助けて来られたし、SNSで傷ついて来たのは事実です。

SNSの良さなのかは分かりませんが、ある意味で無責任な所が逆に良いのかなと私自身は思います。今の時代のリアルな孤独って言うのは仲が良い信頼出来る人が身近にいない事よりも、仲は良いけど「いや、そこまであなたの為に何か助けてあげられる事は俺には何もねぇよ…すまんな…」くらいの人がいない事かもしれません。 誰かが見てくれるのを前提で書きつつも、アクションを求めないそこにSNSの付加価値というか、新しい意味があるのかなと思わなくもないです。

壁打ち的な意味でSNSを私達は多かれ少なかれ使っています。愚痴やボヤキなどもその範疇ですし、弱音を吐いたり、イライラして発信をしてしまう事もそうだと思います。コンプライアンス違反になる事や大きく誰かの名誉を毀損したり、誹謗中傷をするようなものは除きます、当たり前ですが、一応付け加えておきます。

逆の立場で考えた時にメンタル病んでる状態の人に対して正直私自身もしてあげられる事が実際何もないのが現状です。でも、寄り添って話を聞いてあげるというか「見てますよ」というか何というか寄り添ってあげる事は出来ると思っていまして。それ自体恩着せがましい言い方かもしれませんが、そういう弱い繋がりが現代人を結構救っていたりもするのではないのかなと思います。

しかし、基本的に現在の私みたいに精神的に調子が悪い場合はSNSはやらない方がいいです。なので私は現在SNSから一時的に意図して離れています。ただ、不思議とSNSの弱い繋がりに私は助けられて来た事に私は感謝しています。

そこは現代の闇とも暗部とも言えるかもしれません。ただ、家族にも友達にも恋人にも相談が出来ないのならSNSでの決して強い繋がりじゃない、弱い繋がりの不特定多数或いは特定多数の人に対して壁打ちの愚痴の一つや二つ、或いは相談の一つや二つあっても良いと僕は思います。


最後に

ただ、現状の私は精神的に最悪な状態なのでSNSでは問題解決出来るレベルにはありません。最初に家族に相談する事は難しい、しんどいと言いましたけど、最終的にはやはりどういう苦しい思いをしても家族に助けを求めるより他ないです。そこと医療との結びつきが重要なのは自分でも理解しているつもりです。ただ、本当にこの問題は難しいです。天涯孤独な方もいるし、家族と別居されている方もいる。家族じゃなくても親戚に迷惑をかけたくもないという思いから病む人もいます。私もある意味で、妹夫婦にだけは絶対に迷惑をかけたくないと思っているので…

何故、うつ病は治らないのか?と絶望しつつも、持病だと思って生きて行くしかないわけですが、世の中には難病を抱えている人もいる事を考えると自分の精神の弱さにもガッカリしたり色々です。そこ比べる所じゃないとは分かっているんですがね。分かっていて悩むのがこの病気の面倒な所です。何故、この記事を書こうと思ったのかその理由すら忘れてしまいました。これが何の役に立つのかも分からず書いてます。

以上。



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