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自分でやる、という意味

かわいい愛車(レースで使うヤツ)に、この前から『原因不明』のハンチング症状(エンジン回転数が波打つアイドリング不調)が、発生。

と、簡単に『原因不明』と書いたのですが、機械工学の世界に『原因不明』ということはないわけで、必ずや何らかの要因があって起きているもの。そこが特定できて手が打てれば、『絶対』に直ります。

いくつかの想定要因の中から、アプローチが簡単なところ&部品交換が要らないところから試していくも、ダメ。最後には、ある部品(ファーストアイドルの空気量を電子制御しているロータリー型バルブ)の作動不良しか考えられないところまで来たので、ここを分解&チェック。

経年の汚れが多く、バルブ作動性が重くてスムーズに動かない。。
「どうもこれっぽいぞ」。

洗浄クリーニングで作動面は直りそうですが、ベアリンググリスに影響を与えそうだし、作動に電子制御が絡んでくる部品なので先々のことを考えて、新品部品をメーカー注文。数日後にこれが届いたので、さっそく部品交換してみたら、ばっちり直りました!!

やれやれ、今回の出口はなかなか遠かった。

交換後の古い部品は、いつものように後学目的でバラバラに分解してみて、その構造や仕組みを理解しておきます。

苦労しないで『結果』だけ買いたいなら、誰かや何かにおカネを掛ければ片付くわけですが、自分が大事にしている分野だからこそ、苦労のほうを買って自力で狙った『結果』を手に入れる、ことにこだわります。

会社づくりや仕事も同じように捉えるほうが、難しい過程に挑むことになる分、手に入るモノ&コトや価値は、より大きくできると思っています。

… 目先では儲けにくいアプローチや考え方、です(^^;

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