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【らんまん】新しい時代へ…? 4/11感想【第2週・キンセイラン】

「らんまん」第7回の感想です。

今日は、植物要素は薄めでしたが、これまでで一番グッとくる回でした。

名教館で、士族の子どもたちに竹刀での対決を挑まれ、歯が立たなかった万太郎は「町人が…!」とバカにされてしまいました。「もう名教館には行かん!」と言う万太郎に、祖母のタキは「飯抜き!」と厳しく当たります。今なら虐待ですね……。

また、酒造りについてかかれた帳面をこっそり見ていた綾(高橋真彩さん)は、タキに、おなごは酒造りにかかわってはいけない、おなごは汚れているから酒蔵に入ってはならないのだと叱られます。これも今なら大問題ですよね。
古い時代の価値観と、それにこだわるタキの姿が強調されていました。

万太郎は、綾に、お姉ちゃんは汚れていない、大事な姉だ。酒造りがしたいならやったらいいのに、と伝えます。自分の正しいと思うことは、しっかり主張できる子なんですね。

名教館の門の前で水まきをしていた男性(寺脇康文さん)が、万太郎に「今は、世の変わり目。おまんもしきたりにとらわれんと、今こそ変わるときじゃ」と諭す場面もありました。
明治時代が始まったばかり。物語の舞台である佐川にも、変化の波が訪れようとしていることが感じられる場面でした。自由な心を持った万太郎に、時代の流れが味方してくれそうな予感がします。

万太郎を峰屋の当主として立派に育てようと、頑張っているタキですが、この後の展開(植物に夢中になってしまう…?)を考えると、ああ…そんなに頑張らないで…と、ちょっと気の毒になってしまいます。。

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