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俺と師匠の情熱seitai life 9

先生のsalonで残って呑むことになった3人

俺、柴田、ユキオ(本名)。

実はユキオが唯一このクラスで1番のお気に入りだった。セミナー帰り、目的地への電車の乗り方をユキオに聞いたことがある。その時の印象がめちゃくちゃ良かった!

俺は16から社会に出ている。ぶっちゃけ15から働いている。仕事も沢山変えて、地元、東京、愛知と流れ流れに生きてきたが、かなりの人数の人と関わってきている。だからわかるのだ。

サシで3分も話をすればいい奴か悪い奴か、若干のバックグラウンドもある程度わかってしまう。ユキオ敗れたりwおまえはいいヤツだ!そして実はチャラい!

俺はザクとは違うのだよ、ザクとはなぁーー!

そんなこんなでユキオには焦燥感や何か不安の様なものをすごく感じていた。子供ももうすぐ生まれるらしい。自分の人生と少し重ねられる所がユキオには沢山あった。たぶんワルではないと思うが。もしかしたら?今度会ったら聞いてみよ。

先生がユキオに沢山話をしている。柴田も褒めちぎられてる。俺の片手割引の話に先生もハラを抱えて笑っている!かなり長い時間、真面目に先生の話を聞いたり俺たちも喋り散らかした。

タバコも一本も吸いに行きたいと思わなかった、こんなに楽しかったのは小学生以来かも。

今回は特別だったが俺はこの少人数で酒を飲んだ時の会話のテンポ感が大好きなのだ!

まぁそれが俺の徹底的にこの仕事では致命傷だったのだがその時にはまだわからない。

次に会った時のセミナーでのユキオの近況報告はとても良かった。ユキオがだいぶ笑顔になった!

実はこっそり俺は泣いてしまったよ。人体模型コレクションの陰にかくれてな...。まぁ理由は俺の胸の中にしまっておこう。

つづく



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