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畑日記 ツルに期待を込めて

先日ホームセンターにて、パッションフルーツとおかわかめ、紅あずまの芋づる苗を購入した。
そして今日は、おかわかめと紅あずまの植え付け作業にあたった。

この時季のホームセンターは本当に最高。パラダイスだ。
夏から秋にかけて収穫の野菜苗が、園芸コーナーに所狭しと並べられている。冬に比べると苗の数が桁違いだ。カレンダーや自分の肌とかで季節を感じとれるけれど、ホームセンターの園芸コーナーにもそういう所がある。
暖かくなり、棚に整列した青々と元気そうな苗たちを見ると、こちらも元気が出てくる。
というかもうハイになっていたので、本当はあまり買うつもりのなかった苗をいつの間にか手に取っていた。

私の家では、毎年夏に向けてグリーンカーテンを作っている。
生い茂るツル性植物の葉で窓から入ってくる日差しを遮り、室内温度を下げて涼しくしてくれるエコなものだ。
でもうちは、断熱材のない木造平屋のボロ賃貸なので、冷房をつけない限りはどこにいても夏は基本的にめちゃくちゃ暑い。すき間も結構あるし。なので大義はなく、ただ好きでやっている。それと、野菜が収穫できるのを期待している。
室温はどうにもならないが、庭に出た時は涼しさを感じるし、日に照らされた明るい緑の葉に囲まれるのはとても落ち着く。

庭に面した軒先に網を張っていて、そこの地面の土に、今年はゴーヤとキュウリを植えている。そしてさらに、ハイになって購入したおかわかめを仲間に加えた。

おかわかめ、あまり馴染みがないが、生でも食べられて加熱するとねばりが出て、名前の通り「わかめ」のような食感になるらしい。他にも調べてみると、かなり栄養豊富だそうで、夏バテで食欲がない時にもってこいな食材である。(一応、冒頭部分にリンクをつけてみました。よかったらおかわかめについて見てみてください。)
これがどこまで伸びてくれるかわからないが、実りを待つのではなく葉などを食べるタイプなので、収穫できる範囲で好きな時に食べられるのはものすごく嬉しい。旬である6~10月の間は、もしかしたら「わかめ」を買わなくてもいいんじゃないかな、と思っている。

パッションフルーツも植えたかったが、2年目に実がなるとのことなので、庭に植え付けてしまうか、鉢に植えるかで悩んでいる。冬は切り戻して暖かい場所で保管しておくと越冬できるようなので、まずは鉢がいいのかな。(去年夏に露地栽培していたが実がならなかったので、そのまま放置して枯らしてしまった。管理が杜撰すぎた。グリーンカーテンとして活躍してくれました。)

この頃の夏は毎日死にそうなくらい暑いので本当に嫌なのだが、グリーンカーテンだけは楽しみである。また早く、わさわさと茂る葉に包まれたい。

畑の畝が真ん中1列だけ空いている。ここには枝豆を植えようと思っていたが、ちょっとどうしようか考えていた。
去年、近所の人に芋づるを植えていただいた。時季が遅かったので、指くらいの大きさの芋しかできないかも、と言われていたが、本当にその通りになって、実際太っていない芋を見るとやっぱりちょっと寂しかった。それで、もう一度やってみたいなと思っていた。
ホームセンターで、数種類の芋づる苗がそれぞれ束になって箱の中にきちんと並べられているのを見つけた途端、頭から枝豆が弾き飛ばされた。
枝豆のために用意していた畝なので、幅が少し狭い。なんとかして1メートル近くまで広げて、10本植え付ける。去年植え方を見ていたので、思い出しながら作業できた。
収穫は10月頃になるので、その他の野菜を収穫しつつじっくり待とう。
紅あずま、どんな感じだろう。ホクホクで甘い芋を思うと秋が待ち遠しくなる。

畑もほぼ埋まったので、もうそこまで大掛かりな作業はしなくてもいいだろう。
植え付けたツルたちに期待しよう。

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