なんとなく何もできないときに
最近は
めっきりドラマを見なくなった。
今のドラマをつまらなく感じているというよりも、どうもドラマを毎週続けて観るのがつらくなっている。
そもそも一時間映像作品を観ること自体に体力を使うし、それはアニメでも同じだ。
だから、なんとなくものさびしいときに、環境音のようにしてテレビをつけるくらいになっている。
それにしても、
次から次にどこかが痛くなる。歯痛が治まったと思ったら、舌の付け根が痛んでいる。患部が近いから、何らかの関係があるかもしれないけれど、とにかくやんわり痛い。
痛みの感覚を人に伝えることは難しい。どれくらい痛いかの尺度は、自分でも測りがたいし、ましてや相対的に人と比べることは難しい。
なんとなく、僕は痛みを我慢しがちなような気もしている。たいていのことは我慢してしまっていた。それは、痛みに強いということではなく、痛みに丁寧に応じてこなかったのだと思っている。
相変わらず尻の調子も良くない。行きつく先は食生活かなとは思っているのだけれど、多少は気をつけているものの、そこに投入できる資源は限られている。栄養バランスに気をつけた食事を自炊することもできなければ、栄養バランスに気をつけた外食をとりつづける予算もない。
お金があれば解決できるというわけではないけれども、やっぱりお金はもう少し余裕を持ちたい。最近は読みたい本、行きたいイベント、食べたいものをちょっとだけセーブしている。働くこともセーブしているのだから仕方ないとは思っている。
なんとなく何もできないときに、
何をして過ごすか。それは人生においてとても大事なような気がしている。寝るとか、動画を観るとか、音楽を聴くとか。いろんなことがあるけれども、その時間がけっこう長いから、大事だと思うのだ。
なんとなく何もできないとき。それは体調にかかわらず訪れる。概ねインプットするにもアウトプットするにもうまく機能しない状態。この時期をやり過ごすために、何をするのか。何もしないということは難しい。例えば瞑想なんて最たるものだ。
最近はそんなときの過ごし方が少しマンネリ化してきてしまっている気がする。
それに加えて、微細な体調不良。体調が不良なのだから、なんとなく何もできないときが増える。そうした時間が増えることで、生きる時間が長く感じる。それはあんまり心地よい状態ではない。
そうなると、新しい刺激が欲しくなってくる。なんとなく何もできないときに、気を紛らわしてくれる、新しい刺激が。
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