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仕事の先にいる誰かを大切にする気持ち【複業】

仲間たちと、毎週テーマを決めて共同運営を続けている日刊マガジン『書くンジャーズ』。今週は、【複業】をテーマに、それぞれの想いを綴っています。

振り返ってみると、僕にとって今年は社会人20年目。いつの間にか、小学校入学から大学を卒業するまでの学生時代を、社会人生活が追い越していました。これから先は、差が広がるばかりです。

僕の社会人生活の20年間は、ちょうど半分ずつ、会社員時代と、非会社員時代になります。後半の非会社員時代は、今日のテーマである【複業】そのもの。お会いした方と仕事について話すと、「何やってるかよくわからない」と言われることが少なくありません。そんなこともあって、noteを始めた3年前に、自分の仕事を図にしてみました。

こんなジャンルに分けることができます。

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それぞれにもう少し具体的な仕事内容を書き足すと、こうなります。

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この図だけがポンとあると、たくさん活動しているように見えるかもしれませんね。でも、すべての仕事がいつも同時に発生しているわけではありません。
毎月、定期的にお給料をいただきながら確実に動いているのは、左下の「地域の子育て支援」。それ以外は、依頼があった時に日程を調整して受けていて、月によってはまったくのゼロになるものもあります。特に、右側の講師業の仕事は、コロナ禍に突入した去年からガクンと減りました。

すべてを一気にやろうとしても、僕の身体は分身なんてできないし、家庭のことや地域活動もあるので、全体で調整しながらやりくりしている状態です。

仕事の頻度ではなく、内容で見たらどうでしょうか。
はじめてこの話しを聞いた人からは、バラバラなことをやっていと思われることもあります。だから、「何やってるかよくわからない」となるんですが、僕の中ではつながりがあるんです。2つの観点で。

まずひとつめは、「どれも人対人で、相手があって成り立つもの」。

僕が、この仕事をしますと高らかに宣言したところで、相手がいないと仕事として存在できません。そうすると当然、対価となるお金も生まれれることはなく、継続ができなくなってしまいます。
相手ありきであり、相手がいる時点で、人間関係や心の動きが必ず生まれます。
なので、すべてに通じる仕事の軸として、カウンセラーであることを大切にしています。肩書のひとつであり、生き方としても大切にしたい部分です。
そこから、
「何者かと問われたらカウンセラーで、カウンセラーとしていろいろな活動をしています」
と、お話しさせてもらうようになりました。

講師として子育てや部下育成、ワークライフバランスについて話すときも、マヤ暦のセッションや講座をするときも、個人のお仕事のサポートをしているときも、カウンセラーとしてそこに存在できているかを問うようにしています。
一人ひとりが、自分で自分の心を満たし、周りの人にもやさしい目を向けられるように。
だから、大切にしていることばは、「自分を大事に、周り人を大切に」

逆に言うと、ここにつながらないことは、個人の仕事として受けることはありません。お相手から見ても、僕が発注対象の選択肢に入ることはないと思います。

相手があって成り立つ仕事に、カウンセラーとして携わる。
もともと頑固な僕の、こだわりです。

僕の仕事における、もうひとつのつながりは、「好きなことするのではなく、好きな人が喜ぶことをする」
この考えは、相手がある仕事という点から派生して、思い至りました。今は、問題解決のための効果的で魅力的な手段はたくさんあるし、意見だって賛否両論さまざまです。あれこれ手を出していたら、迷子になりそうです。

だから、何かを学ぶにしても、それを伝えるにしても、自分の周にいる人が喜ぶかを考えるようにしています。
前に言ってた問題を解決できそうとか、もっと楽しく過ごせそうとか。
その確信が持てないものは、一旦、優先順位を下げる。

同時に、関わる相手を好きになれるように、好きでいられるように、を意識しながら、それぞれの仕事に取り組んでいます。

もちろん、そう思えない日や、ひねくれるときもあります。
「きれいごと」と、「ダークサイド」がある。だって、人間だもの。

疲れたときには休んで、時には現実逃避もしつつ、こうやってまじめに考える時間を持って複業にいそしんでいるのが、今の僕です。
10年前には知らなかった世界に、この10年間で触れて、考え方や大きく言えば生き方は変わったと思います。

これから先、具体的な仕事内容はまた変わっていくことでしょう。
でも、仕事の先にいる誰かを大切にする気持ちは、大切にし続けたいです。

引き続き、よろしくお願いします。

毎週テーマを決めて共同運営を続ける日刊マガジン『書くンジャーズ』。
今週のテーマは、【 複業 】でした。

10年間の仕事を振り返り、たくさんの人を思い出しながら書いたのは、土曜日担当の吉村伊織(よしむらいおり)です。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

メンバーたちの複業に対する想いも、ぜひチェックしてくださいね。

それではまた、お会いしましょう。

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