大根餅にハマる〜食のこと諸々
楽しむ
基本ひとりだし、基本どうかしてるので、一度ハマると毎日でも料理は同じメニューをつくる。もしやこれはヒトリの特権かもしれないが、きっとそれでいいのだろう。なにせもう張り切らずリキまずに楽しみたいのだ。
大根餅
長い人生の中で、大根餅という名前は聞いたことがあったような気がするけど、どんなものか調べる機会も無ければ味も見かけもわからないからそれを作って食そうと思うことはなかった。
ところが最近はYouTubeやインスタがある。美麗な動画で、美味しそうなレシピを手短に紹介してくれていてボンヤリ見惚れてしまうこともしばしば…知らなかった類の料理レシピがポンポンとシェアされてしまう時代になったのだな。
その中からうっとりするような大根餅レシピを見つけてしまった。
手近な食材ですぐ出来そうだし、大根をひとりで消費するのにバツグンだと思って、つくってみたら予想以上に美味しかった。
私流大根餅レシピ…
*私流解釈に落とし込んでます。
*ピザ用チーズを入れる場合が多いようだけど、無くて十分美味。
材料:
・大根
・大根餅に合う野菜(バター醤油風味に合えばOK、にんじん、キャベツなど、全サブ野菜量は大根の半量以下が適度。大根の水分が一番片栗粉を吸うので)
・合う薬味(生姜、ネギの青い部分など)
・片栗粉、醤油(風味にココナッツシュガー小さじ3分の1程度入れても可)
・オリーブオイル、発酵バター(小さじで軽く掬う程度、無ければ無くてもいいはず)
作り方:
大根をツマ的に(そこまで極細じゃなくて良い、千切りかな)細くなるように切って、生姜、キャベツ、にんじん、ネギなど、合いそうな野菜、薬味を細かく刻んで、ネギ以外を一つのボールに入れる。
→片栗粉をボールに入れた大根や野菜にまんべんなく行き渡って定着する量使ってまぶす
→オリーブオイルと発酵バター少しを熱したフライパンにインして馴染ませた後ネギを入れて香り付け程度に数秒ジリジリ素揚げする。
→そこへボールの内容全部を入れる。適度に混ぜて野菜に火を通しつつ、片栗粉の反応で材料がくっついてまとまるようになったら円状に平す。
→しっかりまとまったらひっくり返す
→両面焼き色ついたら、よい塩梅に醤油(に風味程度にココナッツシュガーを加えたりしてもよし)を塗って出来上がり。
レシピはさっと見て、その後実験しながら創作しており、
量は何グラムとかじゃなくて適量でやってるので適量でバランスとって各々なりのお好みで。
片栗粉の反応がわかるまでがポイントだった。コツが掴めてきたのは嬉しい。
安上がりカンタン食!
究極、安上がりカンタン食として、大根とネギと片栗粉(米粉)とオリーブオイルと醤油だけでいける。ちなみに炊いたごはんの残りを加えても大丈夫だったので、残り利用にもいい。
どうぞ作ってみてね。
料理すること自体が治癒・私ごと1
もう長いこと自分のために料理していて、今や人に喜んで貰えるのかはよくわからない。しかし感覚総動員して出来るから料理は面白くて自らが喜ばしい。
水洗いしたエネルギーたっぷりの無農薬野菜に触れること自体がまず治癒になると思う。
(注:今は店舗で合成香料やらのマイクロカプセルの付着が殆どの場合あるから無農薬野菜といえど必ずよく洗った方がいい。実際ニオイ移りを感じたら竹炭や麻炭、木の灰、ホタテパウダーなど強アルカリのものを水に溶いてそこへしばらく浸してから、湯と水で洗うとよい。)
勿論野菜を育てることからすれば土に触れてもっと良いだろう。
そして調理(実験)してそのあとすぐ食して美味しいという魅惑的な満足度、結果を得られる。例え失敗したなーと思っても、そこから「こうしたら美味しいかも」と違うレシピを思いついたり、次に活かせたりする。その一連の感覚刺激と思考を使うことはなかなか素晴らしいことだ。
手際の自信、味覚の自信・私ごと2
子供の頃母には家事を手伝おうとすると「役立たず!」と歯軋りしてどやされるばかりだったから、その度に手伝いなんか絶対やらんと思った。
家庭科の授業が始まる年齢になっても「役立たず」の呪縛が抜けず、グループで調理するのが最も苦手でびくびくするようになった。
料理は一人暮らしをするようになってから本でざっくり基本を覚え、あとは自分の為につくって開拓したのだ。
だから手際などの自信はずーっと無くて、色んなバイトをしてきたのに、カフェや調理場でのバイトは避けてきた。
ただ味に関しては、祖母と母の味の記憶が頼り。味覚の自信はある。祖母は和食を作ってくれたし、母はその頃から無化調の意識があった人。一人暮らしを始めた頃の私に口酸っぱく「食べ物にだけはケチらず、いい食材を選びなさい。」と言ってくれた。その影響には感謝したい。
度胸と料理・私ごと3
そんな私だが、人前で料理をするようになる機会が訪れた。結婚(一度だけしたことがある)もそうといえばそうだが結婚は身内と考えて抜きにする。
実はジャズの歌い手修行で20代後半から付き人を始めたのである。その際、師匠のお宅で、遠征時やライブ時の留守番のお手伝いさんをすることがあった。朝早く起きてお出汁からとるお味噌汁(師のこだわり)とご飯の用意。夕飯も買い出しからして作って…。今思えば、自信があったわけでもないのに度胸一つ、その時出来うる最大限で喜んでもらえたらと思ってた。
大体追っかけていた大物ジャズシンガーの師と行動を共にしてたなんて、今思い出してもどきどきするのに、料理していたなんて未だに想像を超えているが、度胸一つの私に生活にまで携わらせて下さったことは本当にありがたいことだったと思う。わかったのだ。どんな人もみんな人間で、みんな身体を維持する為に食べて、眠って、華やかに見えたとしてもどんな仕事も仕事だということ。様々な思いの中で懸命に暮らし生きてるんだ。
食と知恵袋
最後に知恵袋として「気づいてやめたこと、実践してること」を置いておくのでご参考にしていただけたら。
・電子レンジ(IHも)と化学調味料、おかしな植物油は使わない。
・野菜と米は無農薬無肥料(考え方に共鳴できる農家応援)。
・味噌、醤油、塩など調味料にこだわる。糖はオーガニックのココナッツシュガーとオーガニック蜂蜜(蜂蜜は加熱調理には使わない、必ず木製スプーンで扱う)。
・四つ脚は食さない。(鳥も外で食すことはあっても自ら調理はしない。)五感で叫び声が聴こえないものをいただくのがヒトの食。
・合成香料のマイクロカプセルは店舗に並べば多くの食料品に付着してる。よく洗うこと。甘くにおう場合、炭や灰やホタテパウダーを水に溶いたものに浸して、湯と水で洗い取り除いてから調理(この記事で二度目だけど切実なことなので)。
・注射と薬剤は使わないものを選ぶ。
・支配者がお金をつぎ込む正義のフリした概念(SDGs等)は釣りエサ概念と知っていいとこ取りだけする。
・情報はシェアし、調べる。感じ取る。
・この世はさかさま。まさか、さ。
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