2021年、仕事におけるコミュニケーションスキルの最適化

わたしの本業のひとつにアカウントマネジメントがあります。人間観察が大好きなので、名刺交換をさせていただいた方がどんな方なのかしら、ということがとても気になります。

はじめは仕事の話をさせていただくだけですが、お付き合いが長くなるにつれ、ご結婚されてるのか、お子さんはいるのか、前職は何をされていたのか、どこの学校を出てるのかなど伺います。もちろん個人情報ですから、無理に聞き出したりはしませんし、吹聴することもありません。
わたしは、あっけらかんとしているところがあるので、自分の話をサラッと中高生の娘がいるんですが、インスタとか大好きで、こんなのはやってるみたいですよ~なんて話をします。
SNSの話などは先方もききたいところではあるでしょうから、有益な情報でもあります。

そうすると、先方も乗ってくれば個人情報に近いことを話してくださいます。プロジェクトによっては家族以上に共有する時間が長くなることもありますから、やはりある程度の個人情報を伺っておくと、やり取りがしやすくなります。お子さんがいれば夕方以降の連絡は避けるといった対応も可能です。リモート勤務されている場合、特に時間が細分化されていることもあるので、大切だと思います。

また、何年も担当させていただいていると、趣味のお話しから、同棲結婚不倫離婚再婚、妊娠出産、お子さんの成長、ペットの様子、マイホーム購入、ローン返済などなどたくさんのお話を伺うことになります。

本題は、プロジェクトの完遂ですから、個人情報などほんとはどうでもよいですし、どんなお話を聞いてもその場でとどめておきます。
新人の頃、職権乱用でオフィス外にお誘いをいただいたこともありますが(遠い目、、)キャリアの早い段階で結婚して子どもができたこともあり、基本的には打合せ中の雑談等で、クライアントとよい関係を築くことができました。

コロナ渦においては、リアルorオンライン打合せ、電話、メール、SNS、チャットツールなど多様なコミュニケーション手段も定着しています。
どのツールが最適なのかを選択することはもちろん、進行のフェーズによって、これらを使い分けることも大切です。

ただ、どんな仕事でも、どんなツールでコミュニケーションを取るにしても、相手のことを知り、考えることがもっとも大切だと思います。

状況やツールは変われど、培ってきたスキルが奪われることはありません。名刺交換の機会もめっきり少なくなりましたので、2021年は、また新たな手段を使ってコミュニケーションスキルの最適化ができればと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?