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15にまつわるエトセトラ Part1

僕が昨年まで所属していた北海道大学CoSTEPは2005年10月1日に開設された。開設から15年が経過した節目を記念して、2020年10月1日から「15事典」と銘打ったウェブコンテンツをスタッフで展開した。

内容は「15」にまつわる多様な話題。それを140字程度でにまとめて、CoSTEPが運営するFacebookとTwitterで発信した。執筆はスタッフが手分けして行った。結果として、2020年10月1日から2021年1月3日までの間に100個の「15」にまつわる話題を発信することができた。

思い返せば、この間はことあるごとに「15」に関する話題を探し、「15」について思いを馳せていた。

僕は22個の投稿を担当した。その22個および補足説明を4回に分けて、このnoteで紹介したいと思う。

#15事典 7【地球の平均気温】

#15事典 7【地球の平均気温】 地球の平均気温は温室効果ガスのおかげで15 ℃程度に保たれている。温室効果ガスがなければ、地球は極寒の星となる。今、地球が抱えている問題は、温室効果ガスが人類活動によって増加していることだ。地球規模の温暖化に、人類はどう向き合っていくのか。(小林)

CoSTEP_PRさんの投稿 2020年10月5日月曜日

初めての投稿は、地球の平均気温がおおよそ15℃であること。これは温室効果ガスの恩恵なのだが、近年ではその温室効果ガスの増加によって、温暖化してしまっている。何事も適度が一番ということだろうか。文章に見合う画像を入れておけば良かった、というのが反省点。

真鍋淑郞博士とクラウス・ハッセルマン博士が気候変動に関する研究によって2021年のノーベル物理学賞を受賞したことで、地球温暖化については改め注目を集めている。

#15事典 12【織姫と彦星の距離】

#15事典 12【織姫と彦星の距離】 七夕の伝説において、織姫はこと座の「ベガ」、彦星はわし座の「アルタイル」とされている。ベガとアルタイルの間の距離はおおよそ15光年。つまり、光の速さでも15年かかる距離。そうだとしても、織姫と彦星は、年に1回、七夕の夜に出会うのだ。(小林)

CoSTEP_PRさんの投稿 2020年10月8日木曜日

二つ目の投稿は織姫と彦星の話題。ベガとアルタイルは15光年離れているので、科学的に言ったら、織姫と彦星が1年に1回会うということは不可能。しかし、そんなことは関係なしに、織姫と彦星は毎年七夕に会っているんだ!という内容だ。

科学は世界を捉える一つの見方にすぎないんだよな、という意味を込めた。22個のうち、自分としては一番好きな投稿(2個目で登場、早っw)。

#15事典 19【リン(P)】

#15事典 19【リン(P)】 元素は原子の種類。その元素には原子番号と呼ばれる1~118までの通し番号が振られている。15番はリン。記号はP。DNAの構成要素で、生物にとって必須な元素。肥料の3大要素の一つでもある。オウム事件で話題になったサリンは、有機リン化合物の一種。(小林)

CoSTEP_PRさんの投稿 2020年10月13日火曜日

次はリン(P)の紹介。「15」と聞いて、まず思い浮かんだのが元素の「15番」だった。リンは生物にとっては欠かせない元素だ。化学の授業では「黄リン」や「赤リン」といった例と共に同素体を持つ元素としても登場する。

#15事典 21【NASAにおける円周率の桁数】

#15事典 21【NASAにおける円周率の桁数】 円周率は小数点以下の数値が循環せずに無限に続く数。NASAの惑星探査計算では、円周率が小数点以下15桁まで使用されている。つまり、3.141592653589793。この15桁に支えられ、惑星探査機は無限に広い宇宙を航海している。(小林)

CoSTEP_PRさんの投稿 2020年10月15日木曜日

続いて、計算で円周率をどこまで使っているか、という話。僕たちは手計算をする際、円周率を「3.14」として使っている。つまりは、小数点以下2桁。

他方で、NASAが惑星探査する際の計算では、円周率は小数点以下15桁まで使われているそうだ。この精密さがあるからこそ、人類は宇宙に進出できるのだ。

#15事典 26【ペタ/フェムト】

#15事典 26【ペタ/フェムト】 10の15乗はペタ。これは千兆に対応する。10のマイナス15乗はフェムト。須臾(しゅゆ)とも言う。ペタもフェムトも科学技術の中で使用されている。例えば、スーパーコンピューターの計算能力はペタフロップス級、原子核の半径は数フェムトメートルなどだ。(小林)

CoSTEP_PRさんの投稿 2020年10月20日火曜日

五つ目は接頭語の話。接頭語は非常に大きな数字や非常に小さな数字を表す際に用いられる。キロ(k)は身近な接頭語だろう。接頭語の正体は「10の○○乗」。

例えば、キロ(k)は10の3乗、つまり、1,000を表している。1,000 gと書くことを簡便化して、1 kgとしているのだ。科学技術の世界では、ペタ(P:10の15乗)やフェムト(f:10のマイナス15乗)といった、とてつもなく大きな数字やとてつもなく小さな数字を扱うことがある。

大切なのは、この接頭語に惑わされず、どの程度大きいのか、どの程度小さいのか、を意識することだと思う。

今回のブログでは5個の「15」にまつわる話題を紹介した。次回に続く。

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