起業して分かった。やりたいこととやりたくないことの見分け方
自分らしく楽しく生きていくためにやりたくないことを辞めて、やりたいことをやろうとお伝えしてきました。
でも「やりたくないことを辞めて、やりたいことをやろう!」と言われても、真面目で一生懸命な人ほどやらなきゃいけないことや、やった方がいいことに意識が向いて結局何がやりたいことなのか、何がやりたくないことなのか判断するのが難しいと思います。
何を隠そう。私も何がやりたいことなのか、何がやりたくないことなのか分からなくなった一人です。
特に起業当初はやりたいこと迷子でした。
起業において「したほうが良いこと」は世の中に山ほどあります。
その中で長く続けていくためにやりたいことをやっていくことが大事なんですが、選択肢が多すぎて本当に分かんないんです。
考え込んで悩み抜いて出た結論は、『やってみないと分からない』でした。
だから、とりあえず色々やってみました。
手あたり次第にできることは全部やりました。
そんな試行錯誤の日々の中で私なりに本当にやりたいことと、本当にやりたくないことの区別がやっとできるようになってきたのでお伝えしようと思います。
結論から言うと、やりたくないことは最初から最後まで薄っすら憂鬱な気持ちがずっとあります。
やりたいことは最初から最後まで薄っすらウキウキしてます。
すごく抽象的ですいません。
でもやりたいとかやりたくないとかは感覚的なことなので、感覚的な要素で判断した方が分かりやすい気がしています。
私は起業当初、ママ向けのセミナーをやろうとしたことがあります。
女の子2人のママだし、子育てに関することだったら話せるかもと思い準備を進めていました。
結局そのセミナーは参加者が集まらずに開催には至りませんでしたが、開催予定日まで私はずっと薄っすら憂鬱だったんです。
告知文を書いても資料を作っても楽しくないし、準備を完璧にできたことに対しては達成感は得られても薄っすら憂鬱な気持ちは残ったままでした。
「これ本当はやりたくないことだったんだ」と感覚的に初めて分かった出来事でした。
それに対して、やりたいことは真逆な感覚が生まれます。
いまSpotifyでラジオをやっていますが、毎週金曜日の収録がいつも薄っすらワクワクしています。
収録して公開した後に全然リスナーに聞かれなかったとしても、ウキウキは消えないんですよね。
いままでラジオを公開する勇気を持てずにいましたが、やってみたら案外楽しくて、「これがやりたいことだったんだ」と気付いた瞬間でした。
ここまで書いて改めて思いましたが、やりたいことと、やりたくないことは分かりづらいですね!
特にいままで誰かのために動いてきた人、やらなきゃいけないことを優先してきた人にとっては、本当に分かりづらいと思います。
それに最後までやってみないと分からないので、めんどくさいし大変です。
でもやりたくないことを辞めてやりたいことをやると、本当に生きることが楽しくなります。
ぜひ自分の気持ちに敏感になってみてほしいなと思います。
具体的には、
「いま薄っすら憂鬱かな?」
「いま薄っすらウキウキしてるかな?」
と自分の気持ちをその都度確認してみてください。
もし簡単にできるし楽しいけれど薄っすら憂鬱なら、それはやりたくないことだと思います。
もし苦手だしうまく行かないけれど薄っすらウキウキしているなら、それはやりたいことだと思います。
ぜひ自分の気持ちを見つめてみてくださいね。