不安と心配のもっと深いところにある感情とは?
不安と心配は誰にでもある。
でも心配なことも不安なことも90%以上は起きない。仮に起きたとしても自分の想像よりも小さいことがほとんどだ。
だから心配している人や不安な人には「大丈夫だよ。なんとななるよ。」と声を掛けることを心掛けている。
それで安心できれば一番いいのかもしれないけれど、全然そうならない人もいるかもしれない。というか、少し前まで私は「なにも大丈夫じゃない!」と反発していたタイプだったので、やっぱりいると思う。
「大丈夫だよ。なんとかなるよ」で何も安心できない人がいたらちょっと考えてみてほしい。
それは、何かを怖がってないか?ということ。
不安と心配のもっと深いところには恐怖がある。
恐怖はその人が経験したことによって生まれてくる感情だからどうしても共感がしにくい。
恐怖のままでは共感や理解をされず安心感を得られないから、やんわりぼやかして不安や心配という形で表現していることが多いように思う。
また、勇気を出して話したのに共感してもらえない時のダメージは大きいから、どうしても分かりやすい不安や心配という形で表現してしまうもの。
ただ、このやり方をずっと続けていると、一時的には不安や心配がなくなったとしても、また似たようなことで悩んでしまうパターンに陥りやすい。
だから表面的な不安や心配を解消するよりも、その大元の恐怖をどうにかした方が絶対にいい。
恐怖と向き合うことはめんどくさいし、怖いけれど。
少し例を出して、具体的にどうやって恐怖と向き合っていけばいいのか説明していきたい。
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