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メンタルが不安定な自分も受け入れていける方法

ひどく落ち込んだり、ヒステリックに怒ったりする自分を変えようとしていませんか?

周りの人から嫌われないようにするために、社会で普通に生きていくために、頑張って気持ちをコントロールして常にメンタルを安定していようとしていませんか?

その行動、実は逆効果なんです。

この世界で生きやすくなるために本当に必要なことは、メンタルが不安定な自分を否定せずに認めていくことだからです。

心が不安定になる度に自分を否定して責めていると、自分自身に対して常に「ちゃんとした人になるべきだ」とプレッシャーを掛け続けていくことになります。

そんな日々は気は休まりません。

またメンタルが不安定な自分を認められていないと、自分を否定して責めるループから抜け出せなくなります。

例えばイライラしたときに「こんなことでイライラしたらダメだ。冷静に考えないと」とプレッシャーを掛けていたとします。

頑張って気持ちをコントロールしようとしてもまた誰かにイライラして、そんな自分に対してもイライラしてしまう。そんな負のループにはまっていきます。

でもどこかのタイミングでどんな自分も思い切って認めてしまえば、負のループから抜け出すことができます。

どんな自分も認めるということは、この場合イライラしている自分に対して「イライラしてもいい」と許可を出していくことです。

どんな自分も認められると自分を否定することもプレッシャーを掛けることもなくなり、心穏やかに過ごせるようになります。

ここでは具体的にどんな自分も認めて受け入れていくために何を考え、どう行動していけばいいのかをご紹介していきます。




1.メンタルが不安定なままでいいと思ってみる

受け入れ難くても、頭では理解できなくても、「メンタルが不安定なままでいい」と思ってみてください。

メンタルが不安定な自分を否定する負のループから抜け出すためにはまず『メンタルは安定しているべきだ』という常識を手放していく必要があります。

そのためには常識とは真逆の考え方である「メンタルが不安定なままでいい」と思うことで、常識の枠を外して自分を否定する材料をなくすことができます。

私達は大人になる過程で幼い子どものように感情的に怒らないこと、大声で泣かないこと、感傷的になり過ぎないことなどを自然と学んできました。

協調性を持って集団生活の中で大きな問題を起こさずに過ごすために必要なことではありますが、常にどんなときも感情を抑えるべきというわけではないのです。

つらいときや、悲しいときに泣いて怒ることで、初めて周りの人に気持ちが伝わることもあるからです。

そして最も大事なことは感情を出すことで初めて自分の気持ちに寄り添えることができるという点です。

「あれは悲しかったよね」
「本当に大変だったよね」

そんな風に誰かから背中をさすって声を掛けてもらうように自分の感情に寄り添えると、過去の出来事に区切りをつけて未来に進んでいけます。

「メンタルが不安定でいい」と自分に許可を出して、酷く落ち込む自分やヒストレック怒る自分を「まぁそんな私もあっていいか」と軽く受け入れてみてください。

『メンタルは安定しているべきだ』という窮屈な世界から抜け出せるはずです。


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