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お互いが育ってきた環境を知ると結婚生活は面白くなる

結婚生活は8年目に突入しています。

夫は同じ日本人で、同じ関東出身で、年齢も3つしか違わないのに、いまだに文化の違いに驚くことがあります。

SMAPのセロリの歌詞にも「育ってきた環境が違うから好き嫌いはイナメナイ~」ってありますが、こんなにも育ってきた環境によって文化が違うものなんだと、結婚してから知りました。

驚いているのは私だけではありません。

夫も頻繁に「え?なんでそうするの?」と戸惑いつつ驚いています。その行動が私としてはいたって普通の行動だとしても。

ここで私が一番驚いたことを紹介しようと思います。それは、夫のまとめ買いです。夫の実家には安い時にまとめ買いをしてお得に買い物をするという文化がありました。

トイレットペーパーとティッシュペーパーは2セット買うのが当たり前。ビールはいつの間にか100本以上ストックが溜まり、食器用洗剤は「食堂でも始めるのかな?」と疑いたくなるくらい大量に台所に置かれています。

我が家の物を置くスペースは常にぎゅうぎゅうで、そこに入れなかったビールが箱の外に置かれています。冷蔵庫も冷凍庫も隙間が存在していない状態です。まるでテトリスです。

私の実家は真逆で、ストックが無くなった時に買い物に行く文化でした。そのため、冷蔵庫はほとんど入っていないのが普通で、トイレットペーパーは在庫が2個になったら買いに行くことが当たり前でした。

そんな育ってきた環境が違う2人が結婚して共同生活を始めたら、当然衝突が起きるわけです。

「なんでそんなに買ってくるの?置き場所がなくてあふれてるじゃん!」

ほとんど減らないビールの山にさらにビールが追加させていく様子に私はイライラしてきます。

夫はストックを補充するという考えがない私に意味が分からない!という顔で怒ります。

「なんで在庫が無くなってから買うの?安い時に買わないと高くつくじゃん!それに使いたい時に使えないのは嫌だよ!」

そんな喧嘩が日々勃発しています。

でも共同生活(結婚生活)は8年目を迎えて、少しずつ「まぁ、そうなっても仕方ないか」と納得することも増えて、喧嘩もほんのちょっとですが減ってきました。

それはやっぱり、お互いの実家のルールや家族のことを理解できるようになってきたことが大きいです。

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