人間関係が大変なのは、いままでに学んだノウハウが自分に合っていないだけ
人間関係においてのノウハウは、家族とか学校とか就職した会社で実体験の中から学んでいきます。
いままでに学んできたノウハウは狭い社会の中で正解だったとしても、いま居る環境には合わなかったり、いまの自分には合わないことが多くあります。
私の話になりますが、私が生まれ育った家族は典型的な『父親が一番偉い家庭』でした。
表では父親の言うことに従いつつ、裏では他の家族が父親の文句を言い合うことで家族のバランスを取っていました。
そんな家庭で育ってきたので、結婚したからも一家の主である旦那さんの意見に従うのが常識と感じていました。
でも当然私の不満は募ります。不満が溜まって爆発して喧嘩に発展することもしばしば。
かといって自分の意見を言ったら罵倒されるんじゃないかと怖くなって、ほとんどコミュニケーションが取れずにいました。
明らかに夫婦間の人間関係としてうまく行っていなかったんですよね。
このままだと夫婦の関係性がダメになると思い、私がいままでに学んできた人間関係のノウハウを一旦捨てることにしたんです。
私が捨てた人間関係のノウハウは以下の3つのことです。
・男性に反論しない方がいい
・夫婦は絶対に喧嘩しない方がいい
・イヤなことがあってもすぐに言わずに我慢した方がいい
この3つのノウハウを怖い怖いと言いながら思い切って捨てました。
自分と自分達夫婦に合わないノウハウを捨てたことで、会話が増えました。
静かに意見を言い合うような理想的なコミュニケーションはまだまだできませんが、喧嘩をしながら、お互いに思っていることをそのまま伝えられる楽な関係性になってきました。
もしあなたが人間関係に大変さを感じていたとしたら、いまの自分に合わない人間関係のノウハウに従っているだけかもしれません。
人との関わりの中で自分が信じているノウハウやテクニックを定期的に見直すことが、人間関係が楽になるコツなんだと思います。
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