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モンゴルを去ることになりました

5年間の滞在を経て、私たち家族、この度
モンゴルを去ることになりました。

夫の仕事で、各国を転々(てんてん)と
してきたウチら。

でも、今回の’てんてん’は、
ちょっと違うのです。

イギリス人夫の次の赴任国には帯同せず、
私と娘は諸々の事情から、第二の母国・
イギリスへ戻ることになったんですね。

たった3人の家族なのに、今回は、しばらく
離れ離れ。。。

ガッツリ固いチームワークで結びついている
ウチら3人。
これは、ちょっとした試練です。

でもね、離れ離れになったのは、今回が
初めてではないんですよ。

15年前、札幌で長女を出産し、生後3週間
の娘と私を残して、資格取得のために
ロンドンの大学へ戻らなければならなかった夫。

私は、育児初体験の新米ママ。
娘が4カ月になるまでのワンオペ育児。

いやぁ、あれは辛かったなぁ。
それを思い出すと、今回はまだまだです。

ただ、生きていて離れ離れになるだけでも
こんなに悲しいのに、

伴侶を亡くされた方というのは、どういう
お気持ちで余生を過ごされるのだろう?

そういう思いがふっとよぎりました。

想像するだけで、いたたまれません。

でも、いつかはその時がやってくるんだよな。

今回、私たちにおとずれた大きな転換期。
こういう時って、本当に
人の助けのありがたさが身に沁みます。

ここウランバートルで仲良くしてくれた
モンゴル人、日本人、ハンガリー人、
その他各国の友人が、本当に親身になって
サポートしてくれるのですよ。

そして、私たちを受け容れる側となってくれる
イギリス人の家族。

彼ら、彼女らのあたたかい気持ちを想うと
涙がどんどん溢れてくる。

泣きながら書いています。
ティッシュで何度も何度も涙を抑えながら。
え〜ん。・°°・(>_<)・°°・。

これらの経験そのものも学びだけれど、
これらは、自分の魂の成長に必要だから
降りてきてるんだ。

今、そう強く感じています。

表面では、
引越しの準備でバタバタなんだけど。

でも、内面では、今まで以上に
自己に向き合っているんです。

思い出せ、本来の自分を。

そんな私を、でっかいモンゴルは
でっかい心で大きく、あたたかく
私を包容してくれています。

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